前号 次号 社主の出版随想 ▼この4年半という時間に、世界はまた、人間の手による災害に見舞われている。コロナ禍が、中国の武漢から生じた。それは燎原の火のように、瞬く間に西ヨーロッパ、アメリカ合衆国 […]
お知らせ
前号 次号 社主の出版随想 ▼ふと思うことがある。「何か社会のお役に立ってるかな」と。出版という仕事に身を投じて今年で52年目になる。1973年、オイルショックで紙材暴騰、紙がなければ本は出来ない […]
1月に出版した『医療とは何か――音・科学そして他者性』著者、方波見康雄先生(今年8月に98歳)の講演会が、 8月10日(土)午後3時、北海道大学学術交流会館講堂にて行なわれます!! サイン会もございます。会場で本の販売は […]
この度、小坂洋右さんの『アイヌの時空を旅する—―奪われぬ魂』が、 第9回斎藤茂太賞を受賞いたしました。 先日の第36回和辻哲郎文化賞(一般部門)受賞に加えての、ダブル受賞です!!
前号 次号 社主の出版随想 ▼新緑の候だ。近くの善福寺公園の池の廻りを散歩したが、緑の息吹きと“芽生え”を感じるひとときだった。すべての生き物が芽を出し、生まれ出る力が漲っているように思えた。今の […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼現在、本を生業としている業界が立ち行かなくなってきている。売上げを見ても、四半世紀前の最盛期の40%近くに落ち込み、書店数も、二分の一に減少している。教養書で、初版3 […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼昨年の出生人口が、72万6千人と発表された。戦後のベビーブーム時の270万人からみると、3分の1を切って4分の1にならんとしている。出生率の問題は、国の将来を見通す根 […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼2月に入って、東京も今年初めて雪に見舞われた。ふだん雪のない地は、少しの雪でも交通はじめ色んなことがストップする。1月下旬、札幌から北へ1時間ほどの奈井江町を訪れた。 […]
2月16日(金)の『毎日新聞』1面「余録」に、後藤新平のことばが掲載されました! 『政治の倫理化』が出典です。 「今の政治家は、政権欲に急であるため、日本の国際間における地位の上下などは、一切失念しているのではないか」( […]
この度、小坂洋右氏著の『アイヌの時空を旅する——奪われぬ魂』が、 第36回和辻哲郎文化賞(一般部門)を、受賞いたしました。 小坂先生ご本人からの受賞のお言葉を掲載させていただきます。 【受賞のことば】 このたびは栄えある […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼元旦早々、日本列島に大地震が襲いかかった。能登半島に震度7強の凄じい地震。津波や火事の被災もあり、今のところまだ明確な状況は把握されず1週間が過ぎた。地震・火山列島で […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼又、大切な人を失った。フランスのアナール派の第三世代の旗手であり、歴史家の巨人、エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ氏。享年九十四。 今から45年前、名著『ナポレオン』『 […]
12月4日(月)午前11:30 NHK総合「ひるまえほっと」の「中江有里のブックレビュー」。 俳優・作家・歌手の中江有里さんが、心に残る本を紹介されます。 今回の総合テーマは「書く」。 4冊の中の1冊として、作家・村田喜 […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼1971年6月、暑い日だった。中之島公会堂は、2千人近い人々で埋め尽くされた。野間宏著『青年の環』(全5巻)完成記念講演会と題された大きな垂れ幕がかかっていた。周囲に […]
11月18日(土)『朝日新聞』1面の「天声人語」に、『世界子守唄紀行』著者として、鵜野祐介さん(立命館大学教授)が大きく登場されました。 本書で繰り返し言及されている、「弔いの内容」を持つ子守唄が、日本をはじめ世界にある […]