藤原映像ライブラリー

思想表現の新しいメディア

小社では、2001年9月に第1弾ビデオ『回生――鶴見和子の遺言』で、文学や思想を映像作品によって表現する分野を開拓いたしました。以後、表現者の肉声や姿を生々しく伝える新たなメディアとして、金大偉監督による映像作品の制作に取り組み、それらをDVDで世に問う〈藤原映像ライブラリー〉をリリースして参りました。

最新作『大地よ~アイヌとして生きる』(2023年4月より全国公開)の予告編をご覧ください。

 

『天の億土~石牟礼道子の世界~』の予告編をご覧ください。

宇梶静江さんの古布絵作品『シマフクロウとサケ』を映像化した作品の予告編です。

これらの映像作品は、今は亡き、石牟礼道子さん、岡部伊都子さん、鶴見和子さん、鶴見俊輔さんの貴重な映像記録ともなっています。小社では、今後も新たな映像作品を世に問うていく所存です。どうか〈藤原映像ライブラリー〉の作品をおたのしみください。

 

映画「花の億土へ」特設紹介ページ

 

藤原映像ライブラリー ラインアップ

天草・島原の事件を描いた石牟礼道子の戯曲『沖宮(おきのみや)』を、語り劇として初舞台化。

人間社会の深層を描く石牟礼文学の伝説の舞台化作品を素材として、語りと音楽と映像の神秘的な融合で表現した映像作品。

自然が循環する姿を描く、宇梶静江の古布絵の世界。
映像と音楽との融合によって描く、アイヌの精神と、
アイヌの魂の原点を追求する映像詩!

【第1部】シマフクロウとサケ
アイヌの伝統刺繍を生かした宇梶静江のオリジナルな「古布絵」の世界。イメージ映像と、音楽や、アイヌ語の語りとの融合。祖先から伝えられた豊かなアイヌ神話を構成した、ユニークなアート作品。

【第2部】アイヌを生きて――宇梶静江インタビュー
アイヌの精神性と、大地に接した豊かな生き方を語る。

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