お知らせ Information
新刊
2月刊
1月刊
12月刊
11月刊
10月刊
これから出る本
- ゾラ・セレクション(全11巻・別巻一)
別巻 ゾラ事典(最終配本)
小倉孝誠 編 この一冊で、近代化の中の人間の生理と心理を描き尽くしたゾラの文学宇宙が見える!
フランスでは大人気作家だが、日本では偏った自然主義理解の下にあった作家ゾラ(1840-1902)。その人と作品世界の真の魅力を伝える。
〈内容〉作品紹介(ルーゴン=マッカール叢書、三都市、四福音書、詩、短編、評論、書簡ほかのあらすじと解説)/作家活動と文学テーマ(私生活、作家活動、創作スタイル、近代性の装置、身体と感覚、ほか)/制度と思想(文学の制度、科学思想への関心ほか)/人名事典・地名事典(家族、同時代作家たち、画家、ドレフュス事件関連、ほか)/ゾラと日本(翻案・翻訳の歴史ほか)/略年譜/文献一覧
〈執筆者〉小倉孝誠/佐藤正年/髙井奈緒/高橋愛/田中琢三/寺田寅彦/寺田光徳/中村翠/林田愛/福田美雪/宮川朗子/吉田典子
- 「地政学」批判――生(レーベン)と風土
野尻亘 著 「地政学」ブームへの地理学からの警鐘
国際的な政治・経済秩序が動揺と再編を迎えるなかで、ブームの様相を呈する「地政学」。その根本をなす「生の空間」概念とは何か。「人類地理学」や「政治地理学(地政学)」をとなえた地理学者・生物学者フリードリヒ・ラッツェル(1844-1904)の思想と、彼が提唱した「生の空間」概念の核心を、19世紀生物学・自然哲学・歴史哲学との関係から解き明かし、批判的に検証するとともに、最新のラッツェル再評価の動向を視野に収め、現代地理学をも問い直す意欲作。
- 僕たちのサードプレイス――学校のなかに「居場所」をつくる
宮田貴子 著 子どもたちと創った、ベッドが、段ボールハウスがある「教室」
学校は子どもを閉じ込めておく場所じゃない。子どもたちがそこで生きていく場所なんだ――演出家・竹内敏晴の「レッスン」で人と人との「じか」な関係を学んだ著者が、45歳で小学校教師に。学校に行きたいけれど「教室に入れない」子どもたちのからだとことばに耳を傾け、子どもたちとともに試みてきた「居場所」づくりの足跡。
話題の新刊
ロングセラー