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新刊
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1月刊
これから出る本
- 「自由と民主」の世界史――失われた近代を求めて(全2分冊)
1 原初・ギリシャ・ローマからヨーロッパの自己形成まで
2 産業革命と近代の構築・そしてその先
河東哲夫 著 「西側」が崩壊に瀕する今こそ問い直す、「近代」が実現してきた価値とその意味
「先進」諸国の経済停滞・格差増大と急速な情報化が並行する今、「近代」の基本的な諸価値が破壊の危機に瀕している。外交現場に約35年携わった著者が、各国・地域の相互連関と経済の力学を意識しつつ、古代以来の世界史を自在な筆致で描き、西欧中心主義を離れた視点から「近代」実現の過程とその意味を問う。
- 後藤新平論集
後藤新平 著
伏見岳人 編・解説 1911年、53歳。後藤新平の人と思想を肉声で伝える論集
桂内閣でいよいよ国政に進出し、世の関心を一身に集めていた後藤新平の評論・談話集(立石駒吉編、1911年初版)。西郷隆盛、福沢諭吉、勝海舟、岩倉具視、高野長英、児玉源太郎、伊藤博文、渋沢栄一らへの慧眼が冴える人物論をはじめ、若者へのメッセージ、対外政策・文明論、人生観など47編を収録。ひとたび対面すれば誰をも魅了する後藤の、臨場感溢れる肉声を収めた一冊を現代表記で、解説を付して刊行!
- 後藤新平の「衛生の道」とは何か
春山明哲 著 生涯を貫いた思想=「衛生」を道標に辿る、後藤新平の全体像
大規模災害、感染症など、「危機」の度に注目を集める後藤新平。その生涯の鍵となる「衛生」とは何か。若き日の著書『普通生理衛生学』『国家衛生原理』『衛生制度論』を三部作として読み解き、ドイツ留学時代に得た国際的知見、日清戦争後の奇跡的な検疫事業などを辿りつつ、後藤の「衛生」の思想と実践の道程を初めて描き尽くした画期的労作!
- 国史より観たる皇室――[附]日本の行くべき道
徳富蘇峰 著
所功 注・解説 日本の国家としての統合において、“皇室”が果たす役割とは
昭和21年、A級戦犯容疑をかけられ老齢・持病のため自宅拘禁中の大言論人・徳富猪一郎が、日本の歴史において“天皇”“皇室”が果たしてきた役割を渾身の力で語り下ろすも、当時の時代状況下で公にすることを得ず、昭和28年の私家版のまま埋もれていた幻の“遺言”の書、遂に刊行。
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