2022年02月14日

アイヌの母神 宇梶静江、「アイヌ学」を立ち上げる!

宇梶静江さんは、今年89歳になりますが、まだまだ元気です。

これまでの彼女の来し方については、2年前、小社で刊行した著書『大地よ!――アイヌの母神、宇梶静江自伝』に詳細に記されていますが、昨年彼女は北海道の白老に移住し、現在その地で「アイヌ学」を立ち上げる活動を行っています。

 

 

 

 

 

 

 

自ら「アイヌ」を問い続け、アイヌとして生きてきた彼女が、その生涯をかけて問うてきた問いを「アイヌ学」という形でこの地上に残そうとしているのです。

もちろん、彼女は学者ではありません。けれども、彼女は考え続け、問い続けてきたのです。
「アイヌ」とは何か? 「アイヌとして生きる」とはどういうことか? と。
宇梶静江は、今も、考える人――考えるアイヌを実践し続けているのです。

その宇梶静江さんの現状については、一般社団法人 アイヌ力(ヂカラ)のホームページ

https://www.ainugaku.com/

をご参照ください。