竹下しづの女 理性と母性の俳人 1887-1951

8/25 西日本新聞 【今川英子氏】  しづの女は福岡女子師範学校を卒業、教師となるが結婚後退職。5人の子どもの母となるも夫が急逝後は図書館に勤め、家族を扶養しながら俳句と評論を書き、学生を指導。戦後は食糧難のため農業に […]

百歳の遺言 いのちから「教育」を考える

8/19 日本農業新聞 「読書」  著名な教育研究者とJT生命誌研究館館長の対談と、二人の往復書簡からなる本だ。生命(いのち)の視点から教育を考えてきた大田さんと40億年の生きものの歴史から、生命・人間・自然の大切さを学 […]

竹下しづの女 理性と母性の俳人 1887-1951

8/18新潟日報【関悦史氏】  坂本宮尾「竹下しづの女」(藤原書店)は<短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎>などの強烈な句で知られるしづの女の初のまとまった評伝。華麗な作風と悲劇的な生涯で知られる杉田久女に比べ、理知と意志性 […]

評伝 横井小楠 未来を紡ぐ人 1809-1869

8/18 日本経済新聞 「今までに恐ろしいものを二人みた」(江戸無血開城の立役者、勝海舟)。その一人が幕末の思想家・横井小楠である。スケールの大きさは現代に通じる国の理想像を、150年前に示した点にある。西洋諸国は富国強 […]

岡本太郎の仮面

8/15読売新聞 ■縄文 美と匠の技の源流 ■東京国立博物館 土器・土偶など200件展示 書籍の詳細ページへ

完本 春の城

8/7朝日新聞 【上原佳久氏】  <血煙りの幕が空にかかっているような一日・・・・斬り手たちは倦み疲れ、ほとんど心気朦朧となりながら刀を振り下ろしていた。最後に残した女、子どもも助命されなかった>  作家、石牟礼道子さん […]

異形の明治

8/5東京新聞 「藤沢周さんの3冊の本棚」欄 【藤沢周氏】  漱石はもちろん、山田風太郎、服部之総、池辺三山等々の著作から「明治初年」、つまり元年から十年くらいまでの混沌とした「明治の精神」に潜り込んだ。江戸から明治へ。 […]

評伝 横井小楠 未来を紡ぐ人 1809-1869

『週刊ダイヤモンド』2018年8月4日号 【佐藤優氏】 小島英記著『評伝 横井小楠』は、幕末期に党派を越えて強い影響を与えた思想家、横井小楠の生涯と思想を読みやすくまとめた優れた作品だ。 書籍の詳細ページへ

評伝 横井小楠 未来を紡ぐ人 1809-1869

『出版ニュース』9月上旬号 横井小楠は幕末維新の先駆的思想家といわれながら、日本史の教科書にも登場せず、知名度も低い。本書は横井小楠の足跡を追いながら、西欧諸国の現実を見抜き、近代日本の歩むべき構想を提言、「公共」の思想 […]