『機』2005年10月号:ちいさな犠牲者たち 大石芳野

前号   次号  どこの地であっても子どもを見かけるたびに、平穏ななかで逞しく成長してほしいと願う。子どもは未来を築いてくれる宝だから、大切に守り育てるのは大人の役目だ。にも拘らず、戦争や内乱、恐怖政治などが世界各地で次 […]

『機』2005年10月号:細菌に関する総合的歴史書 寺田光德

前号   次号 細菌の歴史はいつ始まるのか?  常日頃からわれわれを脅かす感染症の元凶のひとつに細菌がある。ダルモンの『人と細菌』における最初の問いは、その細菌がいつ発見されたかである。 1876年にコッホが炭疽菌を分離 […]

『機』2005年10月号:奇縁 粕谷一希

前号   次号  坂本多加雄君と私とでは、二十歳の年齢の開きがある。本来なら、縁のできるはずもないのだが、坂本君が大学から大学院に進むころ、かつて私も所属していたインターカレッジの学生団体・土曜会に入会してきたことから不 […]

『機』2005年10月号

目次 前号   次号 『環』23号〈特集・「日韓関係」再考〉、今月刊! 「日韓関係」再考――過去・現在・未来 小倉和夫+小倉紀蔵+姜尚中+高崎宗司 坂本多加雄選集(全2巻)、今月刊行! 奇縁 粕谷一希 『坂本多加雄選集』 […]

『機』2005年9月号:響き合う共鳴盤 寺田光雄

前号   次号  社会思想史学会の創立から三十年近くになる。様々な専門分野の思想史研究者の学際的集まりとして結成されたが、長い間その学際性が有効に働いてこなかった。近年ようやくそれを有効に機能させようとする気運が生まれて […]

『機』2005年9月号

目次 前号   次号 百年後の世界を見通した「後藤新平の会」、遂に誕生! 後藤新平の示した近代的モデル 鈴木俊一 文明の創造者、後藤新平 粕谷一希 シンポジウム「21世紀と後藤新平」報告 編集部 「後藤新平の会」発起人・ […]

『機』2005年9月号:五つの資本主義 山田鋭夫

前号   次号 収斂か多様性か  1990年代以降、ITや金融を中心としてアメリカ経済が復活し、この「強い」アメリカに倣うべきだとの声が大きくなった。2000年代に入ってからは、政治力や軍事力を背景としてアメリカが、自国 […]

『機』2005年7・8月号:竹内浩三の楽書き詩集 よしだみどり

前号   次号 「戦争は悪の豪華版である」と竹内浩三は書いた。大人が頭で考えた戦争で、生命を失うのは若者、という不条理。人を殺すくらいなら自分が死んだ方がマシと悩んだ日々も多々あったであろう。自殺のマンガはその心理状態の […]

『機』2005年7・8月号:鶴見俊輔+金時鐘

前号   次号 辻井喬の「鏡としての金時鐘」 鶴見 辻井喬の文章で「鏡としての金時鐘」というのにとても感心したんですね。金時鐘の作品は、日本の一人の詩人が全力を挙げて論を展開した例がないというんですね。金時鐘の作品は我が […]

『機』2005年7・8月号:英国娘からの百通の恋文 伊丹政太郎

前号   次号 留学生たちの恋愛体験  明治の初め、海外の新知識をもとめて海を渡った日本人留学生の中には、異国の女性と恋愛関係をもった若者が大勢いる。恋が実をむすび国際結婚にゴールインした例もある。ロンドンに留学した山城 […]

『機』2005年7・8月号:「白ちゃん」へ捧げる歌 李広宏

前号   次号 岡部伊都子先生  私の友人で奈良の原さんが、一冊の童話を私に勧めてくれました。日本語も理解できますし、奈良のことも少々知っているつもりでしたので、何気なく読み始めたのですが、そのうち涙がポロポロこぼれてき […]