『機』2004年7月号:本企画の狙い

前号   次号 本企画の狙い  「満洲」という言葉は、今もある年齢以上の日本人にとって忘れ難い響きをもって使われている。19世紀末から20世紀中葉にかけての約半世紀、中国東北部を日本人は「満洲」と呼んでいた。しかも、その […]

『機』2004年7月号

目次 前号   次号 『環』18号〈特集・「帝国以後」と日本の選択〉、今月刊行! 目標を失ったアメリカ  ――エマニュエル・トッド氏、最新インタビュー―― E・トッド ロシア研究の第一人者が、ロシアの近代化の謎に迫る! […]

『機』2004年6月号:『黒いアテナ』のすすめ 小田 実

前号   次号 西欧による古代ギリシア史の偽造を暴く問題作、遂に刊行! 『黒いアテナ』の鮮烈な主張  昔はよく現代のギリシア人が「黒い」のは、金髪、白い肌、長身、長脚のギリシア彫像の栄光の時代のあと、ギリシアの周囲の蛮族 […]

『機』2004年6月号

目次 前号   次号 西欧による古代ギリシア史の偽造を暴く問題作、遂に刊行! 『黒いアテナ』のすすめ 小田 実 「西洋」と「東洋」は共に「オリエント」から誕生した! 〈座談会〉「オリエント」とは何か 岡田明憲・杉山正明・ […]

『機』2004年5月号:新しい赦しの国 多田富雄

前号   次号 国際的免疫学者、多田富雄による初の詩集、刊行! 詩は向こうからやってくる 多田富雄 音のない詩の訪れ  詩は向こうからやってくる。突然予感が言葉になって立ち上がり、こちらに向かってくる。こちらから近づくこ […]

『機』2004年5月号:サンド、自由な女性 M・ペロー

前号   次号 ジョルジュ・サンド生誕200年記念出版! 自由な女性  サンドは何よりもまず、自由な女性である。とりわけ、その生き方で。幼くして父を失い、祖母の死によりひとりになった彼女は1822年、カジミール・デュドヴ […]

『機』2004年5月号:日露戦争の世界史 崔文衡

前号   次号 日露戦争を韓国歴史学会の第一人者が世界史的に位置づける初の試み! 日露戦争と韓国  今日、日露戦争から100年を経ているが、未だに、この戦争は日本とロシア両国間の戦争であるとの見方が常識として通っている。 […]

『機』2004年5月号:朝鮮母像(抄) 岡部伊都子

前号   次号 半世紀わたる「母なる朝鮮」への思いこもる珠玉の随筆を精選! あたたかな肌のぬくみ  1974年8月、赤松麟作という名にひかれて、遺作展に行った。  見せてもらった色紙は、二重の意味でわたくしの心を打った。 […]

『機』2004年5月号:東京に野鳥を 加藤幸子

前号   次号 東京のオアシス「東京港野鳥公園」オープン15周年記念! 「この自然を残して!」  15年前、東京の大田区に風変わりな公園が誕生した。東京港野鳥公園というやや堅苦しい名前をつけられたこの公園は、従来の都市公 […]

『機』2004年5月号

目次 前号   次号 国際的免疫学者、多田富雄による初の全詩集、今月刊行! 新しい赦しの国 多田富雄 ジョルジュ・サンド生誕200年記念出版! サンド、自由な女性 M・ペロー 〈ジョルジュ・サンド略年譜〉 持田明子 日露 […]