『機』2005年2月号:聖地アッシジの対話 J・ピタウ+河合隼雄

前号   次号  自らの夢を『夢記』として書き残し、深い宗教的境地に達した鎌倉期の名僧明恵と、自然を愛し貧しさの中に真の価値を見出した聖フランチェスコ。 800年前の同時代に生きたこの二人の宗教者の類似性をきっかけに、ヴ […]

『機』2005年2月号:はじめて古事記神話を読む 山田永

前号   次号 「作品」として『古事記』神話を読む  ヤマタノヲロチは八つの口で一気飲みしたから、酔っぱらう速さも八倍だった。  これまでは、口が八つだから酒壺も八個だとのみ考えられてきたのではないか。それでは周到なスサ […]

『機』2005年2月号:「台湾統治の方針は無方針」 鶴見祐輔

前号   次号  1898年(明治31年)、難航を極めていた台湾経営を立て直すべく、後藤新平は台湾総督・児玉源太郎の抜擢を受け、民政局長(後、民政長官)として前代未聞の植民政策をとる。(編集部) 施政方針演説の取り止め […]

『機』2005年1月号

目次 前号   次号 『岡部伊都子作品選・美と巡礼』(全5巻)、今月発刊! 随筆家・岡部伊都子の原点 岡部伊都子 『資本主義VS資本主義』、今月刊行! 1990年代のアメリカ経済をどう見るか R.ボワイエ 情報以前――「 […]

『機』2005年1月号:情報以前――「聞く」ことの倫理 竹内敏晴

前号   次号 なまみの話し手の疎外  だいぶ以前のことだが、ある大学で話をした。三百人位入る階段状に席の並ぶ中講堂といったところ。演壇には当然のようにマイクロフォンがおかれている。わたしは「こんにちは」と言って話し始め […]

『機』2005年1月号:農民の幻想性と自然讃歌 持田明子

前号   次号 民間伝承のすぐれた採集者 『魔の沼』(1846年)は、作者サンドが幼いときから生涯の多くの時を過ごし、こよなく愛したフランス中部ベリー地方の自然を舞台に、農民たちの繰り広げる素朴な愛の物語であり、今なお最 […]

『機』2005年1月号:現代の悲恋 渡辺京二

前号   次号 『おえん遊行』は江戸時代の物語です。ですが私には、作中に表われている気分は江戸時代すなわち近世のものではなくて、むしろ中世的であるように感じられてなりません。もっと具体的にいうと、この物語にはいちじるしく […]

『機』2004年12月号

目次 前号   次号 『まごころ』、今月刊行! 「ほんものの人間、ほんとうの歴史」 鶴見俊輔+岡部伊都子 別冊「環」⑨『脱=「年金依存」社会』、今月刊行! 〈座談会〉年金は必要か否か 神野直彦+田中優子+原田泰+田中秀臣 […]

『機』2004年12月号:愛の歴史へのプロローグ D・シモネ

前号   次号 愛の歴史を紡ぎ出す  本書はもっとも偉大な歴史家、哲学者、作家たちとともに、愛という情熱的な冒険を論じる試みである。誘惑、出会い、情熱、エロティシズム、性、結婚、貞節……かつて西洋では人々がどのように愛し […]

『機』2004年11月号

目次 前号   次号 「後藤新平の全仕事」、遂に今月発刊! 後藤新平を掘り返す 青山やすし 鶴見祐輔と後藤新平 粕谷一希 余りに早すぎた後藤新平の活動 御厨貴 祖父・後藤新平を語る 鶴見和子 「後藤新平の全仕事」を推す  […]

『機』2004年10月号

目次 前号   次号 〈ジョルジュ・サンド セレクション〉、遂に発刊! 筆一本で立った女性 鶴見和子 サンド、自由な女性 M・ペロー ユダヤ=キリスト教の彼方へ 大野一道 『環』19号〈特集・いま「平和」を問う〉、今月刊 […]

『機』2004年10月号:ユダヤ=キリスト教の彼方へ 大野一道

前号   次号  ジョルジュ・サンドの『スピリディオン』は十八世紀イタリアの、ある修道院を舞台にした小説である。ほぼその一世紀前にその修道院を創設した修道士スピリディオンは、最終的に自らが到達した信仰の真実を書き記した文 […]