『機』2002年10月号:「女性学の新しい解読装置」 H・ヒラータ、F・ラボリ、H・ル=ドアレ、D・スノティエ

前号   次号 女性学の最新成果を知る最良の書『読む事典・女性学』今月刊行! 批判的事典  このすこし特殊な事典の目的は、以下のとおりである。じっさいこの著作は、フランスでは、この種のタイプとしては初めてのものだが、これ […]

『機』2002年10月号:「残された最後の大物」 宮下志朗

前号   次号 ゾラ没後百年記念出版(全11巻・別巻1)発刊迫る!  ゾラは、すぐれた都市路上観察者である。たとえば「引き立て役」という大好きな短編があって、それはモダンな都会を遊歩することの快楽は、まなざしの交差によっ […]

『機』2002年9月号

目次 前号   次号 各社会経済の多様性を無視するグローバリズムの虚妄を徹底的に暴く!『脱グローバリズム宣言 ──パクス・アメリカーナを越えて』刊行! 「世界化」(モンディアリザシオン)はグローバリゼーションではない ロ […]

『機』2002年9月号:ウォーレスの大発見 松本道介

前号   次号 辛口文芸評論家による鋭利な読書エッセイ『午睡のあとで』今月刊行! 気ままなエッセイ  本書『午睡のあとで』に収めた随筆百一篇は「熊本日日新聞」の「本のページ」(火曜日夕刊)に平成十二年四月から今年の三月ま […]

『機』2002年9月号:諸学の対話とアクチュアリティ 三島憲一

前号   次号 諸学の対話とアクチュアリティ 学際的対話のための学会  社会思想史学会という学会の存在は知られているようで、知られていないだろう。かつて、多くの大学の一般教養に社会思想史という科目があり、そこでは、スミス […]

『機』2002年7・8月号

目次 前号   次号 中国文化部高官による戦後日中交流史の知られざる第一級史料刊行!『時は流れて 日中関係秘史五十年』 日中関係の未来のために 劉徳有 十九世紀以来の近代世界史のなかで“満洲”を捉え直す!『環』vol.1 […]

『機』2002年7・8月号:日中関係の未来のために 劉徳有

前号   次号 中国文化部高官による戦後日中交流史の知られざる第一級史料を刊行! 毛沢東や周恩来の通訳を  さきに中国で出版された拙著『時光之旅――我経歴的中日関係』(商務印書館)がこの度『時は流れて――日中関係秘史五十 […]

『機』2002年6月号

目次 前号   次号 現代世界を読み解く鍵、ウォーラーステインの最新時論集『時代の転換点に立つ』、今月刊行! 華々しくはなく、消え入るように――「9・11」の予兆を捉えた世界分析  I・ウォーラーステイン 「風景とは何か […]