前号 次号 社主の出版随想 ▼現在、本を生業としている業界が立ち行かなくなってきている。売上げを見ても、四半世紀前の最盛期の40%近くに落ち込み、書店数も、二分の一に減少している。教養書で、初版3 […]
お知らせ
前号 次号 社主の出版随想 ▼昨年の出生人口が、72万6千人と発表された。戦後のベビーブーム時の270万人からみると、3分の1を切って4分の1にならんとしている。出生率の問題は、国の将来を見通す根 […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼2月に入って、東京も今年初めて雪に見舞われた。ふだん雪のない地は、少しの雪でも交通はじめ色んなことがストップする。1月下旬、札幌から北へ1時間ほどの奈井江町を訪れた。 […]
2月16日(金)の『毎日新聞』1面「余録」に、後藤新平のことばが掲載されました! 『政治の倫理化』が出典です。 「今の政治家は、政権欲に急であるため、日本の国際間における地位の上下などは、一切失念しているのではないか」( […]
この度、小坂洋右氏著の『アイヌの時空を旅する——奪われぬ魂』が、 第36回和辻哲郎文化賞(一般部門)を、受賞いたしました。 小坂先生ご本人からの受賞のお言葉を掲載させていただきます。 【受賞のことば】 このたびは栄えある […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼元旦早々、日本列島に大地震が襲いかかった。能登半島に震度7強の凄じい地震。津波や火事の被災もあり、今のところまだ明確な状況は把握されず1週間が過ぎた。地震・火山列島で […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼又、大切な人を失った。フランスのアナール派の第三世代の旗手であり、歴史家の巨人、エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ氏。享年九十四。 今から45年前、名著『ナポレオン』『 […]
12月4日(月)午前11:30 NHK総合「ひるまえほっと」の「中江有里のブックレビュー」。 俳優・作家・歌手の中江有里さんが、心に残る本を紹介されます。 今回の総合テーマは「書く」。 4冊の中の1冊として、作家・村田喜 […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼1971年6月、暑い日だった。中之島公会堂は、2千人近い人々で埋め尽くされた。野間宏著『青年の環』(全5巻)完成記念講演会と題された大きな垂れ幕がかかっていた。周囲に […]
11月18日(土)『朝日新聞』1面の「天声人語」に、『世界子守唄紀行』著者として、鵜野祐介さん(立命館大学教授)が大きく登場されました。 本書で繰り返し言及されている、「弔いの内容」を持つ子守唄が、日本をはじめ世界にある […]
11月18日(土)『毎日新聞』に、近代文学研究者の持田叙子氏が、尾形明子『『女の世界』――大正という時代』を書評! この「大正を象徴するメディア」は「心中未遂スキャンダル」から「商業主義に女性解放運動、軍部批判」まで、「 […]
宇梶静江さん主演映画「大地よ」(金大偉監督作品)が、大好評で全国公開中!! アイヌとして生き、その精神性を問い続けたその世界を描きます。ぜひ、お誘いあわせの上、足をお運びいただけましたら幸いです。 ★佐 賀 11月 24 […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼A氏の訃報が先日届いた。A氏とは、30有余年前、小社出発前からの附き合いになる。A氏は、拙と齢同年で、70年代後半に渡仏し、苦学の後に、仏ボルドー大学教授の職を得た。 […]
『朝日新聞』1面のコラム「折々のことば」。鷲田清一さんが珠玉のことばを選ばれていますが、9月23日(土)は、『金時鐘コレクション』最新配本の第11巻『歴史の証言者として――「記憶せよ、和合せよ」ほか 講演集2』から、「加 […]
前号 次号 社主の出版随想 ▼1978年夏の頃だった。いつもの渋谷の京王レストランでビールを飲みながら、K氏は、『ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール』誌を開きながら、今フランスでソ連に関する2冊の本 […]