『機』2005年5月号:空を飛ぶ夢の軌跡 和田博文

前号   次号 気球、飛行船から飛行機へ  人間は古来から、鳥のように空を飛ぶことを夢見てきた。世界で最初に気球飛揚を成功させたのはフランスのモンゴルフィエ兄弟で、1783年のことである。気球の発明自体は古いが、風向きや […]

『機』2005年4月号:今、世界の中で日本外交はどうあるべきか? 崔文衝+飯塚正人+小倉和夫+木村汎+辻井喬 (司会)御厨貴

前号   次号 東アジア共同体をどうつくるか 崔 「今、世界の中で日本外交はどうあるべきか」ということを考えてみれば、EU、ヨーロッパ連合のようなものを、実質的な代案として提起できるのではないかと思います。なぜならばEU […]

『機』2005年4月号:後藤新平の満洲経営 編集部

前号   次号  1905年日露戦争後のポーツマス条約によって、日本は旅順・大連の租借権と長春から旅順・大連間の鉄道に関する権利を獲得した。微妙な国際関係の中で満洲統治の足がかりともなるこの地域の鉄道をいかに経営するかが […]

『機』2005年4月号

目次 前号   次号 今、世界の中で日本外交はどうあるべきか? 崔文衝+飯塚正人+小倉和夫+木村汎+辻井喬 (司会)御厨貴 藤原書店創立15周年記念パーティご祝辞 藤原書店創立15周年を祝う 黒井千次/中村桂子/粕谷一希 […]

『機』2005年4月号:不思議の世界の語り部 持田明子

前号   次号 子どもたちのために捧げた最後のペン  結婚制度や社会の偏見の〈鎖〉に繋がれた女性の隷属状態からの解放を求め、情熱を賛美する『アンディアナ』で文壇に登場したサンドは、四十数年に及ぶ創作活動で、小説、戯曲、自 […]

『機』2005年4月号:しなやかでしたたかなひと 佐高信

前号   次号 しなやかさを押しつぶすもの  本にサインをといわれると、「しなやかに そして したたかに」などと書くことがある。そう生きたいという思いをこめてだが、岡部伊都子こそ、まさに、しなやかでしたたかなひとである。 […]

『機』2005年4月号:人権をひらく 森田明彦

前号   次号  カンボジアやモルドバで出会った、人身売買の犠牲となった子どもたち。スーダン南部で出会った、武力紛争の中で親を殺された子どもや戦闘に兵士として参加して負傷した子ども。タイのバンコクで見かけたストリートチル […]

『機』2005年3月号:ゴッホへの大いなる弔い 三浦篤

前号   次号 なぜゴッホが関心を惹くのか  かりに現在ある画家の展覧会を開催するとき、もっとも多くの観客を集めるのはどの画家かと問われるならば、私は迷わず「ゴッホ」と答える。モネもルノワールも大きく引き離して、圧倒的な […]

『機』2005年3月号:中世とは何か

前号   次号  中世とは何か。このような一般読者の疑問に答える者として、ジャック・ル=ゴフに勝る適任者はいないであろう。西洋中世史の第一人者として生涯にわたる探求を続ける一方で、ル=ゴフは、学術の外の世界との対話を常に […]

『機』2005年3月号:「在日」とは何か 朴一

前号   次号 日本帝国主義の遺産  1910年、日韓条約で朝鮮半島は日本の植民地になった。その年から1945年の民族解放まで、さまざまな事情で朝鮮半島から日本に渡ってきた人々が在日コリアン一世である。  在日コリアンと […]

『機』2005年3月号:岡部伊都子さんの手 朴才暎

前号   次号 桎梏からの開放  岡部伊都子という日本人を知らなければ、私の日本観は今日のようなものではなかったと思う。人は誰でも愛したい、愛され愛し合いたい。けれども、朝鮮半島と日本国のねじれた関係の中で、私たち朝鮮人 […]

『機』2005年3月号

目次 前号   次号 加藤登紀子歌手生活40周年記念『絆(きずな)』、今月刊! 「女はいのち、男は物語」 加藤登紀子 ひとつの時代にしばられないかれら 鶴見俊輔 美亜子誕生(「獄中往復書簡」より) 加藤登紀子+藤本敏夫 […]

『機』2005年2月号:はじめて古事記神話を読む 山田永

前号   次号 「作品」として『古事記』神話を読む  ヤマタノヲロチは八つの口で一気飲みしたから、酔っぱらう速さも八倍だった。  これまでは、口が八つだから酒壺も八個だとのみ考えられてきたのではないか。それでは周到なスサ […]