『機』2007年11月号

目次 前号   次号 世界の中で行動し発言する作家小田実は、何と闘ってきたのか? あなたは“友”です 高銀 長女の社会学――「鶴見和子一周忌の集い」にて―  鶴見俊輔 好評の「戦後文学」を問い直す画期的シリーズ、 遂に完 […]

『機』2007年10月号:阿修羅のごとき夫なれど 本田節子

前号   次号 ●妻愛子の視点から、愛子と蘆花の関係を描くノンフィクション。 蘆花の妻、愛子  原田愛子(1874-1947)が生まれたのは[熊本の]県北、海遠い山間の盆地菊池。徳冨蘆花(1868-1927)が生まれたの […]

『機』2007年10月号:今日にまでつづく戦後 井口時男

前号   次号 安岡章太郎のしたたかさ  本コレクションは編年体で編まれている。編年体とは、いってみれば、歴史を1年ごとに輪切りにすることだ。輪切りにされた断面は、あたりまえのことだが、通史的展望にはおさまらない実に多様 […]

『機』2007年10月号

目次 前号   次号 昨夏、急逝した思想家鶴見和子。読者待望の最終歌集、遂に完訳! 葬送の記 鶴見俊輔 心が透明でストレートな方 佐佐木幸綱 海外での講演を中心に、社会学的分析とは何かを明快に説く。 わたしの仕事の本質的 […]

『機』2007年10月号:葬送の記 鶴見俊輔

前号   次号  鶴見和子は、自分が死んだら海へ、と遺言した。 姉の死後、京都ゆうゆうの里で葬式を終えてから、葬送の自由をすすめる会のお世話を受けて、10月23日、和歌山港に遺族五名が集まり、葬送の会からの2名とともに紀 […]

『機』2007年10月号:心が透明でストレートな方 佐佐木幸綱

前号   次号  鶴見さんとは短歌のご縁でお会いし、おつきあいをいただきました。『「われ」の発見』という鶴見さんとの対談を出させていただいたこともありました。鶴見さんは15歳で短歌をはじめられ、70代で脳出血で倒れられて […]

『機』2007年9月号:マルクスの亡霊たち ジャック・デリダ

前号   次号 ●いかにわれわれはマルクスの遺産を相続しうるのか? 待望の完訳! 『マルクスの亡霊たち』  『マルクスの亡霊たち』というタイトルを提案する際に、わたしは当初、今日の言説を支配する当のものを組織すると思われ […]

『機』2007年9月号:プラスチック・ワードの蔓延 糟谷啓介

前号   次号 ●われわれの日常を浸食する便利で空虚なことば  プラスチックのように思いのままに姿を変え、人工的で、空虚なことば、それは資本主義と社会主義の対立をこえて、現代社会の根底から発した言語現象である。現代の支配 […]

『機』2007年9月号

目次 前号   次号 いかにわれわれはマルクスの遺産を相続しうるのか? 待望の完訳! マルクスの亡霊たち ジャック・デリダ われわれの日常を侵食する便利で空虚なことば プラスチック・ワードの蔓延 糟谷啓介 地中海と大西洋 […]

『機』2007年9月号:廃墟からのスタート 小沢信男

前号   次号 平林たい子「終戦日記」  1945年8月15日は晴天でした。私は勤労動員の中学生で、大崎明電舎の屋上に整列して玉音ラジオ放送を聴いた。足許に、正午のみじかい影があった。以後、ずうっと晴天つづきだった気がし […]

『機』2007年9月号:母の本心 石牟礼道子

前号   次号 天草をどう考えればよいか  島原の原城といえば、私にとってはただならぬところである。  年寄り、女子供を含めた三万もの一揆勢が原の古城に立てこもり、幕府軍十二万を迎え討って全滅した。幕府は、女子供といえど […]

『機』2007年8月号:河上肇の遺墨 一海知義

前号   次号 ●近代日本を代表する詩人にして経済学者、河上肇の全遺墨を初集成! 「琴棋書画」  「琴棋書画」という言葉がある。  過去の中国では、7絃の琴を弾じ、囲碁を楽しみ、書を書き、画を描くという4つの事は、文人と […]