『機』2007年11月号:私を支えた夢 鶴見俊輔

前号   次号 ●1830年代、日本から世界を見通した男、高野長英。決定版。 谷川雁の「先生」  この本を書いているころ、詩人谷川雁にあった。なにをしているか、ときくので、高野長英の伝記を書いていると答えると、「それは私 […]

『機』2007年11月号:クローン病を知っていますか?

前号   次号 ●現代人に激増する難病、クローン病とは何か。   クローン病は、私たち西欧の生活が現代のように変化したことがもたらした文明病と言えるでしょう。そして、年を追うごとに驚くべき勢いで患者数が増えてきています。 […]

『機』2007年11月号

目次 前号   次号 世界の中で行動し発言する作家小田実は、何と闘ってきたのか? あなたは“友”です 高銀 長女の社会学――「鶴見和子一周忌の集い」にて―  鶴見俊輔 好評の「戦後文学」を問い直す画期的シリーズ、 遂に完 […]

『機』2007年10月号:葬送の記 鶴見俊輔

前号   次号  鶴見和子は、自分が死んだら海へ、と遺言した。 姉の死後、京都ゆうゆうの里で葬式を終えてから、葬送の自由をすすめる会のお世話を受けて、10月23日、和歌山港に遺族五名が集まり、葬送の会からの2名とともに紀 […]

『機』2007年10月号:心が透明でストレートな方 佐佐木幸綱

前号   次号  鶴見さんとは短歌のご縁でお会いし、おつきあいをいただきました。『「われ」の発見』という鶴見さんとの対談を出させていただいたこともありました。鶴見さんは15歳で短歌をはじめられ、70代で脳出血で倒れられて […]

『機』2007年10月号:阿修羅のごとき夫なれど 本田節子

前号   次号 ●妻愛子の視点から、愛子と蘆花の関係を描くノンフィクション。 蘆花の妻、愛子  原田愛子(1874-1947)が生まれたのは[熊本の]県北、海遠い山間の盆地菊池。徳冨蘆花(1868-1927)が生まれたの […]

『機』2007年10月号:今日にまでつづく戦後 井口時男

前号   次号 安岡章太郎のしたたかさ  本コレクションは編年体で編まれている。編年体とは、いってみれば、歴史を1年ごとに輪切りにすることだ。輪切りにされた断面は、あたりまえのことだが、通史的展望にはおさまらない実に多様 […]

『機』2007年10月号

目次 前号   次号 昨夏、急逝した思想家鶴見和子。読者待望の最終歌集、遂に完訳! 葬送の記 鶴見俊輔 心が透明でストレートな方 佐佐木幸綱 海外での講演を中心に、社会学的分析とは何かを明快に説く。 わたしの仕事の本質的 […]

『機』2007年9月号:マルクスの亡霊たち ジャック・デリダ

前号   次号 ●いかにわれわれはマルクスの遺産を相続しうるのか? 待望の完訳! 『マルクスの亡霊たち』  『マルクスの亡霊たち』というタイトルを提案する際に、わたしは当初、今日の言説を支配する当のものを組織すると思われ […]

『機』2007年9月号:プラスチック・ワードの蔓延 糟谷啓介

前号   次号 ●われわれの日常を浸食する便利で空虚なことば  プラスチックのように思いのままに姿を変え、人工的で、空虚なことば、それは資本主義と社会主義の対立をこえて、現代社会の根底から発した言語現象である。現代の支配 […]

『機』2007年9月号

目次 前号   次号 いかにわれわれはマルクスの遺産を相続しうるのか? 待望の完訳! マルクスの亡霊たち ジャック・デリダ われわれの日常を侵食する便利で空虚なことば プラスチック・ワードの蔓延 糟谷啓介 地中海と大西洋 […]

『機』2007年9月号:廃墟からのスタート 小沢信男

前号   次号 平林たい子「終戦日記」  1945年8月15日は晴天でした。私は勤労動員の中学生で、大崎明電舎の屋上に整列して玉音ラジオ放送を聴いた。足許に、正午のみじかい影があった。以後、ずうっと晴天つづきだった気がし […]