前号 次号 いまも生きている「二十世紀」の身体 ある日の新聞をひらいてみる。iPS細胞(人工多能性幹細胞)による再生医療には期待できるようだ。DNA鑑定がらみの冤罪事件の続報には、義憤が漂っている。国際宇宙ステーシ […]
PR誌『機』
前号 次号 西川千麗は日舞の名手としての豊かな才能に恵まれているばかりでなく、演出家としても華麗な才能を併せ持っている幸せな人である。早くから因襲の壁の厚い日舞の世界の中で、一匹狼的な存在として一人わが道を行くとい […]
前号 次号 西川千麗さんの創作舞踊「阿留辺幾夜宇和」を見たときの深い感動は、今も忘れることができない。 この踊りが生まれる基となった書物『明恵・夢を生きる』の著者として、名僧明恵の清々しく、且つ、雄々しく生きる姿 […]
前号 次号 わたしがはじめて西川千麗さんの舞を拝見したのは、「阿留辺幾夜宇和」の東京公演であった。河合隼雄さんがお招き下さった。わたしはこんなに魂をうつ日本の創作舞踊があるのか、と驚嘆した。そこで感心したのは、「舞 […]
目次 前号 次号 斃れる直前、三か月に亘り語り下ろされた半生を収録 レッスンする人 竹内敏晴 思い起こせば三十年 今野哲男 「身体」はどこまで「人間のもの」「私のもの」であるか? 「身体の歴史は始まったばかりである」 […]
前号 次号 「偏った歴史」 ミシュレの歴史の魅力は何といってもその文学性にある。それが最も感じられる作品の一つが本書(『フランス史III』)『十六世紀――ルネサンス』であろう。それゆえここでは彼のルネサンス史の特色 […]
前号 次号 「目的」を疑いながら生きること 武術家にしても、目的を持っている武術家、つまり、何としても勝ちたいと考える人のことですが、そういうタイプの武術家が重用される社会というのはあるだろうし、むしろそれが社会と […]
目次 前号 次号 長崎・広島・沖縄を描いた新作能「戦争三部作」とは? 「戦争三部作」にかかわって 清水寛二 ノーベル賞作家O・パムクの初のベストセラー作品 ダンテの「新生」を連想させる作品 安達智英子 江戸後期、新し […]
前号 次号 能の見える風景 多田富雄 著 B6上製 192ページ
前号 次号 新しい人生 オルハン・パムク 著 安達智英子 訳 四六変上製 344ページ
前号 次号 江馬細香 化政期の女流詩人 門玲子 著 四六上製 504ページ
前号 次号 「日米安保」とは何か 藤原書店編集部編 四六上製 456ページ
前号 次号 無縁声声 〈新版〉 平井正治 著 四六並製 382ページ
目次 前号 次号 免疫学者であり能作者でもある多田富雄さんを偲ぶ 本郷の「孤城」より 石牟礼道子 有力な免疫学者にして能作者(『NYタイムズ』紙) “生きものらしさ”とは何か 大沢文夫 書簡に遺された近代日本の素顔 […]
前号 次号 多田先生とのご縁 訃報がとどいた時、私は、冥府へ向けて書くかのごとき一文を、草しておりました。 いつお果てになられても、不思議ではない御病状を直視しつつ、言葉選びをしていた手元が、ひととき止まりました […]