前号 次号 夢物語の地ウクライナ 「自由と夢物語の魅惑の地」、「御伽噺から抜け出たような光景」、「狂おしいほどに彩り豊かな国」。十九世紀ポーランドの画家たちが、この上ない賛美の言葉を献じたのは、ウクライナであった。 […]
PR誌『機』
目次 前号 次号 東北人の手による復興のために、前岩手県知事・増田氏の特別寄稿! 東北自治州設立の構想 増田寛也(前岩手県知事・元総務大臣) 日本文学をこよなく愛し「平和主義」を唱えてきたドナルド・キーン氏 戦場のエ […]
前号 次号 ゼロからの視点で東北を見る 筆舌に尽くしがたいとは、まさにこの事を言うのであろう。巨大津波によっていくつもの町が丸ごと海の中に消え去ってしまった。一瞬にして何物にも代え難い将来を奪われてしまった人々の無 […]
前号 次号 戦場のエロイカ・シンフォニー 【小池政行】 先生は鉄砲を撃つのは嫌いだし、反戦思想ですね。「私の人生は逃亡の歴史です。なるべく嫌なことは避けてきた」――と先生はよく言われますが……。だから、アメリカ国民と […]
前号 次号 「機」本紙内容はこちらになります。 「韓国を知るには、李承雨を読めばいい」 (pdf) 書籍詳細: 生の裏面 四六変上製 344ページ 刊行日: 2011/8
前号 次号 復興の基盤としての地域共同体 【増田寛也】 岩手県、宮城県を含む三陸地域での大きな津波災害というのは明治以降は三回、明治二十九(一八九六)年、昭和八(一九三三)年、昭和三十五(一九六〇)年です。明治二十九 […]
前号 次号 「独学者」の歴史叙述 【新保祐司】 橋川文三さんと渡辺先生に共通しているのは、深い意味で「独学者」だということです。形式的・制度的な学問ではなく、『黒船前夜』でも、まさに漂流民というのがポイントになってい […]
前号 次号 私は、一九七三年三月から一九八〇年六月までの約七年半、米国の原発関連会社GETSCO(ゼネラル・エレクトリック・テクニカルサービス・カンパニー、後のGEII)の原子力事業部極東東京支社企画工程管理のスペ […]
目次 前号 次号 花を奉る 石牟礼道子 「自治」に根ざした「東北」自身による復興の未来像とは? 「東北」から世界を変える 川勝平太・東郷和彦・増田寛也 『黒船前夜』の大沸次郎賞受賞を機に、歴史叙述の真髄を語る 独学 […]
前号 次号 「復旧」ではなく「復興」を 二〇一一年三月一一日午後二時四六分、東日本大震災発生。今、この未曾有の惨禍が日本を揺るがしている。マグニチュード9の巨大地震と大津波は、岩手・宮城・福島各県を中心に南北六〇〇 […]
前号 次号 モノが語る交流 本書(『モノが語る日本対外交易史 7-16 世紀』)の特色は多様である。まず一人の研究者が単独で叙述した日本の古代・中世対外関係の通史または概説であることが挙げられる。これまでにこの分野 […]
前号 次号 今、ここで起こっている悲劇 怖れていたことが起こった。遠い国の、過去のことだと思っていた原子力発電所の事故が、この国で現に起こってしまった。広島と長崎の原爆による悲劇、南太平洋での水爆実験による被曝に続 […]
前号 次号 フェーヴルとブロック 一九四六年、「風に向かって。新『アナール』宣言」〔四―八頁〕と題する緒言でリュシアン・フェーヴルは『アナール』の改名を宣するとともに、創刊以来、一七年間に及ぶ連綿たる流れをあくまで […]
前号 次号 ロシアと日本――遠いか近いか? 地理的に見れば、ロシアは日本の最も近い隣国である。しかし、日本人の大部分は、ロシアを基本的に「遠い・寒い・暗い・危ない」国と見ているのではないか。他方、ロシア人の大部分は […]
前号 次号 「幻楽四重奏」とともに 【米良】 道子先生がお書きになる文章は、旋律の流れる歌のごとあって。 【石牟礼】 私、文章で歌をうたいたいと思って。 【米良】 本当に、もうそのとおりですよ。歌をうたう、鼻歌をうた […]