『機』2007年5月号:占領期の文学的エネルギイ 富岡幸一郎

前号   次号 「戦後占領期文学」とは 紅野謙介 占領時代の始まり  1945年8月15日。日本にとって無条件降伏の日であり、大日本帝国の植民地であった台湾、朝鮮、満洲などの地域のひとびとにとっては解放の日であり、アメリ […]

『機』2007年5月号:パムク文学のエッセンス 和久井路子

前号   次号 ●ノーベル文学賞受賞作家パムク自身が語るパムク文学の精髄!  昨年10月のノーベル文学賞発表(ノーベル賞受賞はトルコ人初)を受け、この2年余りのあいだに行われたオルハン・パムクの講演3本をまとめた『父のト […]

『機』2007年5月号:国連に未来はあるか 池村俊郎

前号   次号 ●半世紀続いてきた世界政治の構造――その限界と未来とは。 国連の基本理念を問い直す  イラク戦争開戦をめぐる国連安全保障理事会の分裂を契機として、国連改革論議に加速度がついたにもかかわらず、長期に渡る政府 […]

『機』2007年4月号:世界の後藤新平/後藤新平の世界 加藤陽子+木村汎+榊原英資+塩川正十郎+松田昌士+(司会)御厨貴

前号   次号 いよいよ生誕150周年を迎え、 後藤新平の現代的意味を考える! 後藤新平から何を学ぶか 榊原 (後藤新平に)非常に感銘を受けるのは、やはりそのリアリズム、あるいは物事を実現することを常に考えていた非常に秀 […]

『機』2007年4月号

目次 前号   次号 生誕150周年を迎え、 後藤新平の現代的意味を考える! 世界の後藤新平/後藤新平の世界 加藤陽子+木村汎+榊原英資+塩川正十郎+松田昌士+(司会)御厨貴 なぜ今こそ能が必要なのか。その現代的意味を説 […]

『機』2007年4月号:現代の視線に耐え生き延びる 多田富雄

前号   次号 ●なぜ今こそ能が必要なのか。その現代的意味を説く。 この本は前著『脳の中の能舞台』(新潮社)に続く、能に関する随想集である。 闘病中の心の支え  私は2001年の5月に、旅先で脳梗塞の発作に見舞われ、右半 […]

『機』2007年4月号:ヘルダーリンから始まる 西山達也

前号   次号 ●全集未収録のヘルダーリン―マルクス論をめぐるハイデガーvsラクー 「精神たちのコミュニズム」  フィリップ・ラクー=ラバルトは、アナ・サマルジャとの共訳により独仏対訳で刊行したハイデガーのテクスト『貧し […]

『機』2007年4月号:ハイデガーの盲点 Ph・ラクー=ラバルト

前号   次号 ●「偉大なるドイツ哲学」(ハイデガー)の起源としてのルソー ルソーに対する片意地をはった盲目さ  私が主張したいテーゼは、ルソーに対する片意地をはった盲目さがあるということだ。先入観、悪意、与えられる信頼 […]

『機』2007年3月号:いま、君に詩が来たのか 高 銀

前号   次号 ●著者来日! 世界的大詩人の半世紀にわたる“詩歴”のすべて  いつだったか、スペインで話したことがある。「ある王の宣布によれば、スペイン語は神との対話に使われる言葉だということでした。ならば、韓国語は魂と […]

『機』2007年3月号:真実に憑かれた作家 佐藤正年

前号   次号 真実に憑かれた作家──『文学論集』刊行にあたって 禁忌の糾弾  ゾラは、触れてはならぬものとしてそれまで文学から締めだされていた様々の素材を果敢に自分の作品に採り入れた。彼にとって人間の生にかかわるあらゆ […]

『機』2007年3月号

目次 前号   次号 オルハン・パムク氏ノーベル文学賞受賞講演! 来月刊行 父のトランク オルハン・パムク 著者来日! 世界的大詩人の半世紀にわたる“詩歴”のすべて いま、君に詩が来たのか 高 銀 「高銀問題」の重み 辻 […]

『機』2007年2月号:書かれたことのない歴史 アラン・コルバン

前号   次号 ●匂い・音・快楽・からだ……五感を対象とする稀有な歴史家の最新作!  現在の天候、それ以上にこれからの天候がどうなるかは、現代人の主要な関心事の一つである。周知のように、天気予報はテレビ・ラジオ放送の中で […]

『機』2007年2月号:なぜ男は女を怖れるのか 千石玲子

前号   次号 ●男と女の問題の根源に迫る!  「エッセイ」はしばしば随筆あるいは試論と訳されるが、その本質は思想の分析であり、エドワード・W・サイードの言葉を借りれば「機知と創意工夫と純然たる新奇さで人を驚かす」「根源 […]