前号 次号 国家の市場ルールへの介入 保護主義といえば、連想される代表的な政策手段は、関税である。しかし、八〇年代以降のグローバル化が進んだ世界では、自国の市場を防衛し、あるいは他国の市場を収奪するための主要な政策 […]
PR誌『機』
前号 次号 アシア・ジェバールについて アシア・ジェバールは一九三六年、フランスの植民地であったアルジェリアの首都アルジェに近いシェルシェル(かつてセザレーと呼ばれた)に生まれ、十八歳までアルジェリアで過ごす。アル […]
前号 次号 琉球の近代日本への併合 本書(『近代日本最初の「植民地」沖縄と旧慣調査 1872-1908』)は、一八七二(明治五)年の琉球藩王の冊封から一八七九(明治十二)年の沖縄県設置(琉球国の併合)を経て、沖縄県 […]
前号 次号 竹内浩三とは ああ 戦死やあわれ 兵隊の死ぬるや あわれ こらえきれないさびしさや 国のため 大君のため 死んでしまうや その心や (「骨のうたう」より) 詩「骨のうたう」は召集を前にした一人の学生の詩 […]
前号 次号 辛亥革命の歴史的意味 辛亥革命は、狭義では一九一一年十月十日の夜に武昌(長江によって三分された武漢市街地のひとつ)で一部の「新軍」が清朝に反旗を翻した蜂起から、一九一二年二月十二日の清朝皇帝(宣統帝溥儀 […]
前号 次号 近代文明の折り返し点 【服部英二】 私は、この危機を「文明」という視点で考えなければいけないと思います。結局、直線的に進んでいく時間論で行きますと、「文明」はほんの一瞬でしかない。この一瞬ともいうべき時間 […]
前号 次号 ストレステストとは何か 七月七日、菅首相は、参院予算委員会で、「全原発を対象にストレステストを実施する」という発言をおこなった。この発言によって地元了解にまでこぎつけていた玄海二号機と三号機の再稼働の動 […]
前号 次号 防災と「居住福祉」 「災害は忘れた頃にやって来る」と言ったのは寺田寅彦であるが、私は「災害は『居住福祉』を怠ったまちにやってくる」と考えている。「居住福祉」とは、主権者としての市民の安全と暮らしと幸福の […]
前号 次号 沖縄県は、日本の地方自治を考える上で重要なテーマを提供しています。皆さん方の歓心を買うためにこう言っているわけでは決してありません。日本の地方自治の制度を考えたり変えようとするときに、沖縄の歴史と現状が […]
前号 次号 日本の読者へ A・コルバン 十九世紀の性科学が誕生する以前に医者、カトリックの聴罪司祭、官能小説家が快楽の調和をどのようなものとして理解し、どのようなものであって欲しいと願っていたか、私はそれを蘇らせ […]
前号 次号 ジャーナリストから支那学の泰斗へ なぜ内藤湖南(一八六六―一九三四)を書いたのか、と問われることがある。 一般的にいえば、まず、中国認識をめぐる津田左右吉との対比があろう。中国文化に対する日本文化の独 […]
前号 次号 深刻な汚染から逃れるには 福島第一原発の事故によって大量の放射能が福島県だけでなく、周辺の地域にばらまかれた。福島市、郡山市などのように三〇万人を超える大都市がこれほど高いレベルの放射線にさらされたのは […]
目次 前号 次号 『環』47号〈特集・原発と放射能除染〉 現代文明の危機――3・11以後 A・ベルク+中村桂子+服部英二 『環』47号〈特集・原発と放射能除染〉 ストレステスト実施の動きをめぐって 井野博満 『環』4 […]
前号 次号 夢の中の日本 私の作品が日本語に翻訳され、日本人に、それもまさに日本において読まれるというのは、にわかには信じがたいことである。日本は私の夢の中にあまりに長いあいだ存在しつづけたために、いっときなど、そ […]
前号 次号 ふたつの「帰還」 本書『帰還の謎』は、二三歳のときにモントリオールに移住したラフェリエールが、三十三年ぶりにハイチに一時帰国した折に書いたという設定の自伝的小説である。その一時帰国には主にふたつの目的が […]
