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新刊
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11月刊
これから出る本
- 琉球 揺れる聖域 ――軍事要塞化/リゾート開発に抗う人々
安里英子 著 リゾート開発と基地利用に冒されてゆく、琉球弧の島々の文化とくらし
1972年の本土復帰以降、沖縄、八重山の島々の環境と文化、くらしが「リゾート開発」によって破壊されてゆく実態を取材した名著『揺れる聖域』から30年――。その後も問題は全て積み残されたまま、観光・開発と政治と軍事に、島はますます蝕まれてゆく。辺野古基地建設とサンゴ礁の破壊、与那国・奄美大島・宮古島・馬毛島・石垣島に自衛隊駐屯地建設、オスプレイ事故等の米軍基地問題、クルーズ船停泊と外国人観光客……美しい青い海と白い砂浜は、地元住民が自由に立ち入れないリゾートホテルのものになってしまった。1991年版に大幅に増補し、「本土復帰」から50年以上を経た沖縄の今を抉る。
- 日本ワイン産業紀行
叶芳和 著 初めて「日本の産業としてのワイン」を探究した、ワイン紀行&ワイン論!
■国産ブドウ100%の「日本ワイン」という新しい産業は、耕作放棄地の解消、過疎化の抑制、生物多様性の保全など、日本の地域振興・地方創生に貢献します。
■今、新規参入の多いワイン産業は、若い人たちが参加し、活気ある仕事を創出しています。“働き方改革”において、労働時間だけではない、仕事に意義を感じることのできる産業です。
■山梨県甲州・勝沼、北海道小樽・余市・岩見沢、山形県上山、長野県塩尻・高山・小諸、新潟県角田浜……日本各地のワイナリーをめぐり、世界のワイン産業における日本ワインの意義を示します!!
- 花巡る――黒田杏子の世界
『黒田杏子の世界』刊行委員会 編 一周忌記念出版――昭和・平成俳壇の牽引者
昨年3月に惜しまれつつ急逝した俳人、黒田杏子(1938‐2023)。「藍生」主宰、「件(くだん)の会」同人をはじめとして、その精力的な活動は、俳句界に止まらず文化全般にわたった。俳人としての原点と核心、そして84年の生涯の軌跡を、交遊のあった文化人・俳人・「藍生」会員など多数の方々の寄稿により描く。〈資料〉略年譜/著作一覧/句碑一覧
『黒田杏子の世界』刊行委員会(坂本宮尾・筑紫磐井・橋本榮治・横澤放川)
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