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これから出る本
- 言霊の舟――白川静・石牟礼道子往復書簡
白川静・石牟礼道子 著
笠井賢一 編 初公開の往復書簡約60通と、二度だけ実現した対談から明かされる、魂の交遊
「現代の失楽園の作者」――白川静
「現代の知をよみがえらす学祖」――石牟礼道子
白川静の中国古典に関する仕事に大きな衝撃を受け、師と仰いだ石牟礼道子。文字以前の原初的意識を憧憬する石牟礼に、白川の学問と思想は何を刻みつけたのか。93年の初邂逅から白川が没する2006年までの約60通の未公開書簡と、二度だけ実現した対談、そして二人の出逢いの結実としての石牟礼の新作能「不知火」を収録し、言葉と芸能、魂を巡る交流の深層を探る。
- 「手仕事」ルネサンス――土から衣まで
石垣昭子 著
三砂ちづる 編 八重山の「芭蕉布」の手ざわりとともに――畑づくり、糸づくりから、着物まで
「自分でつくり、自分で着る衣」を大切に、売るためだけでなく、暮らしの中で“芸術を生き、伝統を生きる”染織家、石垣昭子。竹富に生まれ、糸つむぎから織り、仕立てをする女性たちのあいだで育ち、「島おこし」一筋の夫・石垣金星(1946-2022)と出会い、西表へ。
交布(ぐんぼう、絹などとの混紡)の手法、八重山の気候にあった日常の「スディナ」(長衣)、「ミルク」など島の祭りの衣装――伝統の単なる復元ではない、生き生きした「新しい伝統」を目指し、「手仕事」の喜びを貫いてきた半生を、語り下ろす。
- 日本に生きた〈ディアスポラ〉――アルメニア人大虐殺とダイアナ・アプカー
メスロピャン・メリネ 太田阿利佐 著 “アルメニア人大虐殺”難民の救済に尽くした、知られざる先駆者、初の評伝
第一次大戦中のオスマン帝国による「アルメニア人大虐殺」。その難民救済のため日本で苦闘した女性がいた。自らもディアスポラの一人として半世紀を日本で生き、プリンストン大学長D・S・ジョーダンら国境を越えた人脈と精力的な情報発信によって救済活動を展開、アルメニア第一共和国(1918-20)から駐日名誉領事にも任命されたその足跡を、多数の書簡や新聞・雑誌寄稿を発掘して初めて描く。
序=前アルメニア大使グラント・ポゴシャン
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ロングセラー




















































