2000年12月01日

『機』2000年12月号

目次

前号   次号


ひとの魂に語りかける珠玉の作品を集めた「岡部伊都子随筆集」第一弾 随筆家、岡部伊都子とは
いま、おもうこと  岡部伊都子

おむすびから平和へ〔岡部さんの観察と思索〕  鶴民俊輔

力のみなぎった文章  水上 勉

ゆるやかさと奔流をひとりの内に  落合恵子

二つの文箱のこと  窪島誠一郎

〈ブループラネット賞受賞記念〉
T・コルボーン博士 講演報告  山崎優子

今世紀最高の社会学者ブルデューが来日で何を遺したか?
ブルデュー氏を迎えて  加藤晴久

食文化からみる初の朝鮮半島通史!
「食生活」からみる朝鮮史  玄 順恵

「生活綴方史研究」を集大成した中内敏夫から教わったもの
師に学んだこと  沢山美果子

リレー連載・『女と男の時空』余話 11
新聞社の中の「女と男」  奥 武則

リレー連載・『女と男の時空』余話 12
「満洲へわたった女性たち」からの再出発  川崎賢子

リレー連載・バルザックがおもしろい 24
バルザックの恋文  宇佐美斉

名古屋で起きた大洪水の原因は? 加速する温暖化に警鐘を鳴らす
ノアの大洪水と新・南北問題  さがら邦夫

連載・編集とは何か 11 (最終回)
わが同時代の風景〔高度成長期から解体の時代へ〕  粕谷一希

連載・帰林閑話 77
演歌と漢詩  一海知義

連載・GATI 15
「東南アジア」を形成したマンダラ国家  近代西洋「国家」が移入される以前のアジアの「くに」のかたち   久田博幸

リレー連載・いのちの叫び 28
楽屋の水平社宣言  石牟礼道子

リレー連載・古本屋風情 11
東京・神田 南海堂書店