9/16 読売新聞
本書は、明治生まれの彼女が、女性の生き方に制約が大きい社会で、俳句を支えに暮らした柔らかな心を持つ人間だったことを明かす。
(中略)
日々の生活を送る中で、心からあふれるものを俳句にこめた。時に有季定型に収まらない句は、素直な心の動きの必然だった。