2022年01月31日

1/29『朝日新聞』の読書面「ひもとく――感情に歴史あり」で『感情の歴史』(全3巻)が紹介されました

1月29日の『朝日新聞』に掲載された東京外国語大学准教授、伊東剛史氏(イギリス近代史)による「ひもとく――感情に歴史あり」欄で、アラン・コルバン、ジャン₌ジャック・クルティーヌ、ジョルジュ・ヴィガレロ監修、小倉孝誠、片木智年監訳『感情の歴史』(全3巻)が紹介されました。

なお、同時に紹介されている『感情史のはじまり』(みすず書房)の著者ヤン・プランパーも、『怒りの人類史――ブッダからツイッターまで』(青土社)の著者バーバラ・H・ローゼンヴァ(ワ)インの両者ともに、『感情の歴史』に論文が掲載されている著者です。

第Ⅰ巻 Ⅱ 中世 第4章 「中世初期」 バーバラ・ローゼンヴァイン〔小川直之訳〕

第Ⅲ巻 Ⅰ 感情を考える 第1章 「人類学の言説」 ヤン・プランパー〔小倉孝誠訳〕

▶『感情の歴史』内容見本

  

また、同記事で触れられているリュシアン・フェーヴルの論文「感性と歴史――往事の感情生活をどのように再構成するか」は、1997年に小社より刊行した、L・フェーヴル、G・デュビィ、A・コルバン著、小倉孝誠 編集、大久保康明・小倉孝誠・坂口哲啓 訳『感性の歴史』に収録されています。