11月5日の毎日新聞に「グローバル化時代の世界 広がった「社会の分断」=「レギュラシオン理論」の仏経済学者 ロベール・ボワイエ氏」のインタビュー記事が大きく掲載されました(当該部分は有料記事)。
この記事でボワイエ氏は、出口なき米中貿易戦争や仮想通貨の脅威に揺らぐ世界の中で、国民国家を規模別に三つのタイプに分類し、日本やフランスのような「中規模国家」が最も苦しい状態にあることを指摘しています。
そのようなボワイエ氏の新著『資本主義の政治経済学――調整と危機の理論』は、「変わりゆく世界を見定める羅針盤」たるレギュラシオン理論を学ぶのに最適な教科書です。