植物生態学者の宮脇昭さん(国際生態学センター名誉センター長)が、7月16日、93歳で死去されました。
藤原書店からは、宮脇さんの著書
『見えないものを見る力――「潜在自然植生」の思想と実践』
『人類最後の日――生き延びるために、自然の再生を』
『東京に「いのちの森」を!』
『いのちの森づくり――宮脇昭自伝』
『水俣の海辺に「いのちの森」を』(作家・石牟礼道子との対談)
を出版しています。
8月9日(月)の『産経新聞』1面の「産経抄」には、
「本物の森づくりはまず、その土地本来の潜在自然植生を調べ上げ、複数種類の木の苗を密に植える。この『宮脇方式』により、わずか十数年で多様な生態系を再生できるという」
「五輪を契機に世界中の人が、『一人3本、10本と植えて、自分の足元から森をつくったらどうなるでしょう』。2年前に刊行した自伝『いのちの森づくり』(藤原書店)の序文で夢を語っていた」
と紹介されています。
◎「いのちの森づくり2020」ホームページもご参照下さい。
環境省「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクト賛同事業です。
森づくりの方法についても記載されています。
◎国際生態学センター ホームページもご参照下さい。
「終身名誉センター長 宮脇昭の逝去に関するお知らせ」
◎藤原書店PR誌『機』8月号では、社主が「出版随想」で宮脇さんを追悼しています。