2020年03月11日

松岡小鶴の書簡が発見されました

3月6日の『神戸新聞』の記事、「女性には珍しく難解な漢語多用 柳田国男の祖母の直筆書簡発見」によると、柳田国男の祖母、松岡小鶴(1806–73年)がしたためた直筆の書簡が、兵庫県福崎町西田原の県指定文化財「大庄屋三木家住宅」で発見されました。

松岡小鶴については、2016年に小社で刊行した、門玲子編著『幕末の女医、松岡小鶴 1806-73 柳田国男の祖母の生涯とその作品 西尾市岩瀬文庫蔵『小鶴女史詩稿』全訳』において、『小鶴女史詩稿』という松岡小鶴の詩文集の現代語訳や短歌を紹介していますが、今回発見された書簡は、当然のことながら本書には未収録のものです。