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『環――歴史・環境・文明』

〔学芸総合誌・季刊〕 環 Vol.6
〈特集〉「日本」を捉え返す

商品の詳細

〔学芸総合誌・季刊〕 環 Vol.6

  • 菊大並製 400ページ
    ISBN-13: 9784894342446
    刊行日: 2001/04
  • 定価: 2,160円

新しい時代に向けてトータルな知の総合を企図する学芸総合誌

国内の「均質性」と、対外的な「閉鎖性」ばかりが強調されてきた「日本」を、国内的には豊かな多様性を抱え、周辺地域や世界とも多様な関係をもつ存在として根底から捉え返す。

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目次

〈『環』創刊1周年記念シンポジウム〉
朝鮮半島と「日本」の関係を捉え返す【網野善彦著『「日本」とは何か』をめぐって】
 高銀+渡辺京二+赤坂憲雄 姜尚中(司会)

中世〈日本〉の世界像【「日本紀」と「日本国大将軍」】  阿部泰郎

日本という国の空間論  千田 稔

貨幣からみた「日本」【中世貨幣の成立から解体まで】  中島圭一

〈シンポジウム〉
海洋アジアと日本から近代世界を捉え返す
 杉原薫+濱下武志+川勝平太+山下範久
沖縄研究の視点とアジア貿易  真栄平房昭

北方史からみた「日本」  菊池勇夫

倭の「周辺」とアイヌ世界  関 和彦

〔フォト・エッセイ〕
アジアの聖地から捉え返す「出雲大社」の地勢的聖性  久田博幸

日本美術像の変遷【印象主義日本観から「東洋美学」論争まで】  稲賀繁美

日本の「伝統美」とは何か【「侘び・さび」「きれい」と西欧】  宮元健次

相撲の歴史を捉え直す  リー・トンプソン

割地とは何か【日本に存在したもう一つの土地制度の系譜】  フィリップ・ブラウン

鯰絵の西と東【瓢箪鯰と要石鯰】  北原糸子

〈エッセイ〉
『近代移行期日本大全』の構想  速水 融
江戸時代の女流思想家 只野真葛  門 玲子
近代日本の辺境に響く歌  姜 信子
「同じ日本人なのだから……」という見方の不毛性  宮島 喬
海女漁の海から  森崎和江
奴隷制と女性  奥田暁子
ゆっくり考える方がよい――民俗学の視点  新谷尚紀
キーパーソン〈岡田桑三〉で読む近代日本の輪郭と振幅
 【対外文化宣伝とナショナリズム/インターナショナリズム】  川崎賢子
同朋衆について【日本的イベントの演出者】  森谷尅久



◇特別寄稿

主権論序説【国境、国家、人民】(下)  E・バリバール(福井和美=訳・解題)

思考の原点はどこにあるか  若森栄樹

国家と国境について(2)  立岩真也

アメリカ合衆国と国際的ヘゲモニーの難問
 J‐M・クワコウ(宇野重規訳)

〔インタビュー〕イスラームにおける国家とは何か(上)  三木 亘



◇リレー連載 河上肇とその論争者たち 4
河上肇と同時代の中国知識人【漆樹芬を中心に】  三田剛史

◇リレー連載 バルザックとわたし 6
悪党ヴォートランのこと  長谷川宏

◇連載・ブローデルの「精神的息子」たち 6
 ピエール・グベール【歴史人口学の誕生】  ジャン=ピエール・バルデ【歴史人口学の変遷】   聞き手 I・フランドロワ(尾河直哉=訳)

◇連載・徳富蘇峰宛書簡 6
 釈宗演と鈴木大拙2(完) 高野静子


鶴見和子の歌「よみがえる日を」
 
石牟礼道子の句「水村紀行」