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ブローデル帝国

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ブローデル帝国

  • F.ドス 編
  • 浜名優美 監訳
  • A5上製 296ページ
    ISBN-13: 9784894341760
    刊行日: 2000/5
  • 定価: 4,104円

『地中海』のブローデルが築き上げた人文社会科学統合の帝国

『地中海』と、斬新な研究機関「社会学高等研究第6部門」「人文科学館」の成立・運営を通してブローデルが築き上げた、人文社会科学を統合する《帝国》とは何か?歴史学、経済学、地理学のエキスパートによるラディカルな問題提起。M.フェロー、J.ル=ゴフ、M.アグリエッタ・ウォーラーステイン、A.リピエッツ

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目次

諸 言 ブローデル大帝国の環境
『エスパス・タン』 編集部

第1部 出来事  ―― 歴史家たちとブローデル

まえがき 環境の帝国
フランソワ・ドス (歴史家)
父の名において
マルク・フェロー (歴史家)
真似のできない業績
ジャック・ルヴェル(歴史家)
ブローデル派よりむしろラブルース派として
ミシェル・ヴォヴェル (歴史家)
連続性のなかの変化
ジャック・ル=ゴフ (歴史家)
1 ブローデルとマルクス
2 歴史とは変化である
3 周期運動であって、 持続ではない
スター誕生
ミシェル・アルテン (歴史家)
1 埋めるべき大きな空虚
2 無力な人間
3 経済危機をめぐる移り身
メディアの爆発力  ―― 薔薇には棘が隠れているか?
ジャン=ルイ・クレーツ (歴史家)
人間科学の 「起業家」
オリヴィエ・デュムーラン (歴史家)
1 第6セクションの起源
2 偶然か必然か ―― 第6セクションの設立
3 フェルナン・ブローデルの痕跡
4 高等研究院はアメリカの富のしもべか?
5 「大作」 人間科学館

第II部 変動局面  ―― 経済学者たちとブローデル

まえがき 経済学者ブローデル?
ジャン=マルク・グルソラ (経済学者)
歴史学のシュンペーター
ミシェル・アグリエッタ (経済学者)
アメリカ大陸の歓待
イマニュエル・ウォーラーステイン (社会学者・歴史家)
20世紀のプルードン
アラン・リピエッツ (経済学者)
果たされなかった出会い
セルジュ=クリストフ・コルム (経済学者)
交換のはたらき ―― ブローデル歴史学と経済分析
ジャン=マルク・グルソラ (経済学者)
1 朝の訪問者たち
2 誤解の階
3 ブローデルの上部構造 ―― 資本主義と市場経済の間に施された切断
貨幣と歴史家
ジャン=マリー・バルドネール (経済学者)
1 貨幣あるいは貴金属
2 貨幣、 交換、 そして市場
3 単数の市場か複数の市場か?
4 貨幣と移行
封建君主とブルジョワ
フィリップ・ステネール (経済学者)
1 世界システム
2 危機からの脱出口としての資本主義
3 体系主義と主意主義

第III部 構造  ―― 地理学者・人類学者たちとブローデル

大きな空間への訴え
クリスティアン・グラタルー (地理学者)
1 ブローデル歴史学の地理学的根源
2 分裂しながらの変遷
3 地理学の伝統の重み
4 空間は時間を組織する
フェルナン・ブローデルの地理的宇宙
シャルル=ピエール・ペギー (気候学者)
1 認知された地理学者と無視された地理学者
2 パースペクティブと方法
ブローデル館長の真新しい服   ――レヴィ=ストロースvsブローデル ――
フランソワ・ドス (歴史家)
1 クロード・レヴィ=ストロースの挑戦
2 フェルナン・ブローデルの防戦 ―― 構造としての長期持続
3 構造的な歴史
封建制から資本主義への移行の謎
ジャン=ルイ・マルゴラン (歴史家)
1 資本主義の起源 ―― どこへでも運べる揺りかご?
2 マルクス主義者の批判
3 移行のさまざまな途 ―― 階級闘争から文化へ
4 それなら革命を語ったらどうだろうか?


原 注
フェルナン・ブローデル略年譜
執筆者紹介
監訳者あとがき ―― ブローデル総点検
索 引