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政治・社会

「30万人都市」が日本を救う!
中国版「ブラックマンデー」と日本経済

商品の詳細

「30万人都市」が日本を救う!

  • 飯田泰之・田中秀臣・麻木久仁子
  • 田中秀臣 編
  • 四六並製 216ページ
    ISBN-13: 9784865780413
    刊行日: 2015/09
  • 定価: 1,728円

日本社会の格差化・分断化を回避する処方箋

消費税増税によって一気に迷走状態に転落した国内経済と、中国・欧州など世界的な政治・経済環境の不安、その一方で、不可避に迫る人口減少と「地方の衰退」という、短期・長期両面の問題に直面する日本は、“デフレ脱却”の先にいかなる対策を打ち出すのか?
縮小化する日本の「着地点」をクリアに論じた必読の一書。

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目次


編者まえがき――デフレ脱却から、「30万人都市」の創生へ  田中秀臣

序論 日本経済は今――中国バブル崩壊と経済格差の暗雲   田中秀臣

鼎談 「30万人都市」が日本を救う!  田中秀臣飯田泰之麻木久仁子
 1 消費税増税は貧困層を直撃した!――アベノミクス三年目の採点表
 2 「30万人都市」に集中せよ!――日本分断を回避する最後のチャンス
 〔附〕地方消滅の旧理論と新理論を超えて  田中秀臣

補論 「集団的自衛権」の経済学  田中秀臣

中国版「ブラックマンデー」をうけて――あとがきにかえて  田中秀臣

関連情報

◎「30万人都市」を創生せよ!
「人口30万を維持できないエリア、DID(人口集中地区)連続で30万を維持できなかったら、もう衰退するしかないんですよ。人口10万人ぐらいになっちゃうと、都市としての魅力をアピールすることは事実上不可能になります。そうなると、そのエリアはそこで採れるモノ(一次産業とその派生産業)、その場所そのものの魅力(観光業)という資源消費型の経済に頭を切り換えなければならない。
非都市エリアは資源を何人で分けるのかという視点で考えなければいけない。資源分配型の地域経済状況なのに無理矢理人口を維持しようと思ったら、それは外から金を取ってくるしかないわけです。要するに都市部から税金を取って地方に使うしかない。そんなことを、ずっと続けられるわけがないんです」
 ――飯田泰之(本書鼎談より)



田中秀臣(たなか・ひでとみ)
1961年生。上武大学ビジネス情報学部教授。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程修了。著書に『沈黙と抵抗 評伝・住谷悦治』『日本建替論』(共著)『日本経済は復活する』(編著)(以上藤原書店)『昭和恐慌の研究』(共著,東洋経済新報社)『経済論戦の読み方』(講談社)『経済政策を歴史で学ぶ』(ソフトバンク)『不謹慎な経済学』(講談社)『雇用大崩壊 失業率10%時代の到来』(NHK出版)『デフレ不況』(朝日新聞出版)『「復興増税」亡国論』(上念司との共著,宝島新書)。

飯田泰之(いいだ・やすゆき)
1975年生。エコノミスト、明治大学准教授、シノドスマネージング・ディレクター、財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。著書は『経済は損得で理解しろ!』(エンターブレイン)、『ゼミナール 経済政策入門』(共著、日本経済新聞社)、『歴史が教えるマネーの理論』(ダイヤモンド社)、『ダメな議論』(ちくま新書)、『ゼロから学ぶ経済政策』(角川Oneテーマ21)、『脱貧困の経済学』(共著、ちくま文庫)など多数。(synodos.jpより)

麻木久仁子(あさぎ・くにこ)
1962年生。タレント。学習院大学法学部中退。クイズ番組や情報バラエティ番組などに出演。現在,TBSラジオ「麻木久仁子のニッポン政策研究所」(毎週土曜日朝5:05から)が放送中。おすすめ本を紹介するサイト「HONZ(http://honz.jp/)」の「HONZ 倶楽部」ではブックレビューを担当。