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歴史

政治家の胸中
肉声でたどる政治史の現場

商品の詳細

政治家の胸中

  • 老川祥一
  • 四六上製 352ページ
    ISBN-13: 9784894348745
    刊行日: 2012/09
  • 定価: 3,024円

第一線の政治記者が間近に接してきた政治指導者の肉声

岸信介、佐藤栄作、田中角栄、三木武夫、福田赳夫から小泉純一郎まで約四十年、戦後政治の激変期の中で、第一線の政治記者として著者が間近に接してきた政治指導者の肉声から迫る、政治家の器量と、政治の真髄。
★前首相官邸写真室長・久保田富弘氏による、歴代首相らの貴重な写真を多数掲載


岸 信介 「カニの死にばさみ」
佐藤栄作 「辛亥の年だなあ」
田中角栄 「書かせろ、書かせろ」
三木武夫 「摩擦があるから走るんだ」
福田赳夫 「総理でなくても仕事はできる」
大平正芳 「辞めろというのは死ねということ」
鈴木善幸 「そうか、じゃあ、除名だな」
竹下 登 「ここからは一瀉千里だ」

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目次

 はじめに
プロローグ 「雨が降っても官邸」――政治取材の現場
1 「これでまた野蛮な国と……」――三島事件と保利茂
2 「辛亥の年だなあ」――佐藤栄作の自信と不安
3 「書かせろ、書かせろ」――田中角栄と金大中事件
4 「ボク行くよ」――三木武夫の中東訪問
5 「カニの死にばさみ」――岸信介の警告
6 「全面支持だ」――福田赳夫のひとこと
7 「摩擦があるから走るんだ」――三木武夫とロッキード事件
8 「総理でなくても仕事はできる」――福田赳夫と四十日抗争
9 「メジロがあんまり高いところで」――竹下、金丸とニューリーダーの会
10 「まだまだ……」――暗愚でも仏でもなかった鈴木善幸
11 「過去と未来を見すえて」――中曽根康弘と「戦後政治の総決算」
12 「ここからは一瀉千里だ」――竹下登の気配りと執念
13 「ミコシは軽くてパーがいい」――政治の改革と劣化の軌跡
14 「改革なくして成長なし」――小泉純一郎と無党派層の時代

 あとがき
 戦後日本政治略史/戦後の首相一覧/参考文献/人名索引

関連情報

〈本書で紹介する彼らの言動の、そのほとんどは当時、報じられていない。一つひとつは独立したニュースになるようなものではなく、その時どきのニュースの意味や価値を判断する背景情報として取材したもの、あるいは私的な会話のやりとり、書かない約束で本音を聞かせてもらったオフレコ発言であることなど、さまざまな理由からだ。
 しかしそれらをいまの時点で振り返ると、戦後政治史のさまざまな出来事を理解するうえで大変貴重な意味をもつようになってきたものや、当時の指導者たちの発想や力量を知るうえで格好の素材と思えるものが多いことに気づかされる。〉
(本書より)


【著者紹介】
老川祥一 (おいかわ・しょういち)
読売新聞グループ本社取締役最高顧問。
1941年東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。64年読売新聞社(東京本社)に入社し、盛岡支局に配属。70年政治部、76年ワシントン支局。論説委員、政治部長などを経て、取締役編集局長、大阪本社専務取締役編集担当、大阪本社代表取締役社長、東京本社代表取締役社長・編集主幹を歴任。2011年より現職。
著書に『自衛隊の秘密』(潮文社)、『自民党の30年』(読売新聞社、共著)、『やさしい国会のはなし』ほか政党、地方自治等『やさしい』シリーズ(法学書院、編著)など。