目次
『身体の歴史』序文アラン・コルバン、ジャン=ジャック・クルティーヌ、ジョルジュ・ヴィガレロ(小倉孝誠訳)
身体は文化である/洗練と抑圧/主体と社会の境界点
Ⅱ 序文 アラン・コルバン(小倉孝誠訳)
第Ⅰ部 身体に向けられた交差する視線
第1章 医者のまなざし オリヴィエ・フォール(和田光昌訳)
検査される身体、分断化される身体、否定される身体?/身体=機械の復活とその限界/結 論
第2章 宗教の影響力 アラン・コルバン(林田愛訳)
キリスト教、受肉の宗教/純潔と禁欲/夫婦相愛の義務/禁欲的立場/瞑想と礼拝の姿勢/憐憫と奇跡の待望
第3章 芸術家たちのまなざし アンリ・ゼルネール(真屋和子訳)
理論の確立/裸体像/モデル/現実を想像すること/視覚のレアリスムと写真/「またヴィーナス、相変わらずヴィーナス……」/象徴主義の身体/ロダン
第4章 身体の社会的イメージ セゴレーヌ・ル・メン(大島ゆい・小倉孝誠訳)
マイユーと瘤/プリュドム氏/ロベール・マケール
第Ⅱ部 快楽と苦痛――身体文化の中心
第5章 身体の遭遇 アラン・コルバン(小倉孝誠訳)
欲望と嫌悪の論理/快楽の実践をめぐる困難な歴史/最後の数十年の革命
第6章 身体の痛み、苦しみ、および悲惨 アラン・コルバン(渡辺響子訳)
虐殺される身体/拷問を受ける身体/死体の位置づけ/強姦される身体/産業化の世紀に使い果たされ、疲弊させられた労働者の身体/痛みと苦しみ
第Ⅲ部 矯正され、鍛えられ、訓練される身体
第7章 障害のある身体の新しい捉え方アンリ=ジャック・スティケール(和田光昌訳)
肢体不自由な身体が教育可能となる/奇形という障害のある身体/身体と退化/労働災害にあった身体の引き受け
第8章 身体の衛生と外見を磨くこと ジョルジュ・ヴィガレロ(和田光昌訳)
入浴はまれ/部分的沐浴/感覚的なものが研ぎすまされる/都市に張り巡らされる水路/「大衆のための」水/「目に見えない」清潔さ
第9章 鍛えられた身体――十九世紀の体操・運動選手 ジョルジュ・ヴィガレロ、リチャード・ホルト(築山和也訳)
伝統の刷新?/機械装置の発明/初期のスポーツ/体操選手と武装国家/体操選手あるいはスポーツ選手?
原注
解説(小倉孝誠)
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