目次
『身体の歴史』序文
アラン・コルバン、ジャン=ジャック・クルティーヌ、ジョルジュ・ヴィガレロ(小倉孝誠訳)
身体は文化である/洗練と抑圧/主体と社会の境界点
I 序文 ジョルジュ・ヴィガレロ(鷲見洋一訳)
第I部 聖と俗と性と
第1章 身体、教会、聖なるもの ジャック・ジェリス(玉田敦子訳)
身体の栄光と悲惨/土着の民衆文化とキリスト教/救世主の身体/キリストとの合体/聖遺物と奇跡を経た身体/身体イメージの変容
第2章 庶民の身体、身体のありふれた使い方 ニコル・ペルグラン(原好男訳)
身体を語る――つましき者たちとそれ以外の者たち/「コールcorps」、語義と死体さまざま/身体にとっての断食/重い足と軽い脚/体重と身体の癖=しわ/身体の手入れと身体からの排泄物/身体を保護するもの――内と外/身体とは見せかけの劇場か
第3章 アンシアン・レジーム期ヨーロッパにおける身体と性行動サラ・F・マシューズ=グリーコ(鷲見洋一訳)
時代区分/方法論の問題/青春期と青年期――性の入門と交際の儀式/成年期――結婚とその周辺/身体と「それ以外」の性行為――寛容と抑圧のあいだ
第II部 外化する身体
第4章 競技とエクササイズ ジョルジュ・ヴィガレロ(片木智年訳)
貴族とエクササイズ(十六・十七世紀)/競技、沸騰、制御/力の刷新から数量化へ
第5章 魂の鏡 ジャン=ジャック・クルティーヌ(寺田元一訳)
人相学の伝統/身体とそのサイン
第6章 解剖と解剖学 ラファエル・マンドレシ(寺田元一訳)
解剖の発明/見ることとさわること/読むことと解剖すること/構造、断片化、力学/統一体と断片
第III部 正常と異常の狭間で
第7章 身体、健康、病気 ロイ・ポーター、ジョルジュ・ヴィガレロ(逸見龍生訳)
伝統医学と身体表象/民衆医療、身体と「交感」/解剖学的探査と「観察」/内的運動/根本的科学と生命理論のあいだに/啓蒙の文化と繊維の威勢/身体の観察から臨床医学の誕生まで
第8章 非人間的な身体 ジャン=ジャック・クルティーヌ(井田尚訳)
奇怪なるものの世俗化/民衆文学における奇形/イメージとフィクション/奇形と奇形的なるもの/奇形的なるもののでっち上げ
第IV部 力と美を備える身体
第9章 王の身体 ジョルジュ・ヴィガレロ(橋本一径訳)
自然の身体と神秘的な身体/演出される絶対主義/生物学的なものと法の間の力
第10章 肉体、優美、崇高 ダニエル・アラス(市川慎一訳)
はじめに/身体の栄光/身体の統制/身体の抵抗
原 注
解 説(鷲見洋一)
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