2008年02月01日

『機』2008年2月号

目次

前号   次号

緊急寄稿! 地球的規模の危機を切り抜ける途はあるのか?
危機に直面する人類――新型インフルエンザと地球温暖化――  速水融

アメリカの終焉を謳い、世界的ベストセラーになった『帝国以後』の続編、緊急出版!
「イスラームvs西洋」の虚構 エマニュエル・トッド(聞き手=イザベル・フランドロワ)

ソ連の崩壊を予言した著者による、初のロシア史。
ロシアとは、一体何者か?  エレーヌ・カレール=ダンコース

アメリカの研究者による“多言語空間”としての満洲を描いた問題作!
満洲――交錯する歴史  玉野井麻利子

“死の物語”を通してミシュレ『フランス史』を読み解く。
死の歴史学――ミシュレ『フランス史』を読む  真野倫平

「日本思想の独自性」とされたものの正体を明かす画期的な「日本語=日本思想」論!
日本語と日本思想―― 本居宣長・西田幾多郎・三上章・柄谷行人―― 浅利 誠

【連載】今、なぜ後藤新平か 30
後藤新平の「大風呂敷」 中田宏(横浜市長)

【新連載】風が吹く 1
場違いな風 山崎陽子

【リレー連載】いま「アジア」を観る 62
古代絶対平和思想の広がり 海勢頭豊

【連載】生きる言葉 11
第一次戦後派の意味 粕谷一希

『ル・モンド』紙から世界を読む 60
EUはよい、でも高くつくなあ! 加藤晴久

【連載】帰林閑話 159
香風花雨 一海知義

【連載】GATI 97
香りによる結界、香りが祓う魔―― 眼もて視るべきにあらず、耳もて聴くべきにあらず/「魔除け」考③ ―― 久田博幸