2007年10月01日

『機』2007年10月号

目次

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昨夏、急逝した思想家鶴見和子。読者待望の最終歌集、遂に完訳!
葬送の記 鶴見俊輔

心が透明でストレートな方 佐佐木幸綱

海外での講演を中心に、社会学的分析とは何かを明快に説く。
わたしの仕事の本質的要素 ピエール・ブルデュー

明治期の国家形成を地方経営と首都計画の2つの視点から書き下ろした名著。
地方をどうするか/東京をどうするか 藤森照信×御厨貴

妻愛子の視点から、愛子と蘆花の関係を描くノンフィクション。
阿修羅のごとき夫なれど 本田節子

「戦後文学」を問い直す、 画期的シリーズ!
今日にまでつづく戦後 井口時男

第79回 新宿セミナー@kinokuniya
〈鼎談〉今、なぜ後藤新平か 9月12日(水) 紀伊國屋ホール

〈朗読ミュージカル〉
いのち愛づる姫 9月13日(木) 京都府民ホールALTI

【連載】今、なぜ後藤新平か 26
後藤新平の謎 辻井喬

【リレー連載】いま「アジア」を観る 58
アジアの「脱亜」 国分良成

【連載】生きる言葉 7
21世紀の史学論を 粕谷一希

『ル・モンド』紙から世界を読む 56
ドイツの重み 加藤晴久

【連載】triple ∞ vision 77
酸漿、鏡花、省吾さん 吉増剛造

【連載】帰林閑話 155
兵いろいろ 一海知義

【連載】GATI 93
地上へ舞い降りた聖なる大河 ―― 万物豊饒の根源、水神ナーガとナーギ/「龍と蛇」考 ⑮ ―― 久田博幸