2014年04月01日

『機』2014年4月号

目次

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世界が転換点にある現在、日本は国家として自立しているのか?
今、「国家」を問う 小倉和夫+宮脇淳子+小倉紀蔵+倉山満

「国民国家」は18世紀末に誕生し、極東日本で成功を収めた。
国民国家の誕生 宮脇淳子

昨年12月に亡くなった詩人・作家の辻井喬(堤清二)氏を偲ぶ。
堤さんの中の辻井さんを感じた時 中村桂子

当事者にとどまらない「表現としての水俣」
水俣は大きな時代の転換点を迎えている 緒方正人

「現在の危機は金融の危機とエコロジーの危機である」
グリーンディール アラン・リピエッツ

『資本論』にハムレットを引用したマルクスの真の問いとは?
マルクスとハムレット 鈴木一策

日本はアジアとともに発展できるか? レギュラシオンからアジアを見る。
転換期のアジア資本主義 山田鋭夫・磯谷明徳

「生きるとは、矛盾する内外の情報刺激に『折り合い』をつけていくこと」
教育とは何かを問い続けて80年 大田堯

大きな木 曽貧

〈新リレー連載〉近代日本を作った100人1
渋沢栄一――「合本主義」の提唱 渋沢雅英

〈新リレー連載〉今、世界は1
歴史は文化の一種 岡田英弘・宮脇淳子

〈新連載〉生命の不思議1
生き方さまざま 大沢文夫

〈連載〉『ル・モンド』紙から世界を読む133
アフリカと同性愛 加藤晴久

〈連載〉女性雑誌を読む72
安成二郎――『女の世界』(26) 尾形明子

〈連載〉ちょっとひと休み13
アラジンのランプ(1) 山崎陽子

〈連載〉帰林閑話228
物価と詩(2) 一海知義