2008年09月01日

『機』2008年9月号

目次

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世界で最も注目されている人類学者が三二歳で発表した衝撃の書、ついに邦訳
「世界の多様性」とは何か  エマニュエル・トッド

生きた全体像に迫った初の包括的評伝。
ケインズに現実性はあるか?  ジル・ドスタレール

「自叙伝」を史料に、近代以降の「育つ」「学ぶ」営みの変遷をたどる。
人はどのように育ち学んできたのか  小山静子

資本主義とは、経済・社会・政治の総合概念である。
さまざまな資本主義  山田鋭夫

リレー連載 一海知義の世界 1
河上肇と河上謹一  杉原四郎

リレー連載・今、なぜ後藤新平か 37
闘争と調和-後藤新平の国家観と国際秩序観  苅部直

リレー連載・いま「アジア」を観る 69
地域概念の作為性  平野聡

連載・『ル・モンド』紙から世界を読む 67
ゴーン神話の終焉?  加藤晴久

連載・女性雑誌を読む 6
『女性改造』(六)  尾形明子

連載・生きる言葉 18
人間から見る近代政治史  粕谷一希

連載・風が吹く 8
素人劇団“樹座”(五)‐遠藤周作氏‐  山崎陽子

連載・帰林閑話 166
かもがわ  一海知義