1998年01月01日

『機』1998年1月号

目次

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日本を世界へいかに開くか? 思想的深化を続ける鶴見和子の最新メッセージ!
斃(たお)れてのち、元(はじ)まる  鶴見和子)

編集長インタビュー
「歴史」と「物語」 ――“感性の歴史家”アラン・コルバン氏に聞く

「攻撃」が共同体の維持に積極的機能を果たすことを鮮やかに示す問題作『攻撃の人類学』!
新しい「感情の人類学」  芝 紘子

文芸記者歴四十余年の著者が、敗戦から始まる日本人のココロの歴史を活写する『敗戦国民の精神史』刊行!
「文壇畸人列伝」プロローグ――“ヒロポンの時代”から・織田作之助 石田健夫

発売直後から各紙誌で絶賛された、21世紀への戦略を示す野心作!
『アフター・リベラリズム』と現代世界  松岡利道

〈ミシェル・ペロー女史来日小報告〉
俗物に恋はできない 革命もまたしかり  河野信子

連載・人づくりの探求者・中内敏夫 1
中内敏夫氏と「アリエス・ダブルショック」 本田和子

連載・〈往復書簡〉バルザック「人間喜劇」をめぐって 15
パリのすごみ 山田登世子

連載・文壇畸人列伝 1
“ガラスの目”の批評性 ──深沢七郎── - 石田健夫

リレー連載・大震災三年 1
「市民生活の再生」と「民主主義の再生」 - 山村雅治

連載・帰林閑話 46
柳田国男のミス - 一海知義

リレー連載・取次・書店からの提言 46
再編せまられる棚分類  大築 匡(早稲田大学生協文学部店)