書評・紹介

戦後行政の構造とディレンマ

都市問題 7月号 書評欄 【濱田裕美子氏】

 行政組織にとって重要なことは、自らを非難からいかに防御するかであり、行政活動の決断は、つまるところ「帰責回避」によって行われるという指摘は、真実を言い当てていよう。逆に、帰責に訴えない限り行政活動は変化しない、という残念な事実もある。・・・「責める」ことによって引き起こされる事態は、思わぬ結末を招くこともある。「避けられなかった過誤」に対する「責任の追及」、その持つ意味を改めて考えさせられる書である。

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