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ブックガイド(無料)
「生」は本来、「死」と隣り合わせにあるもの。死の世界との通路を開いて見せるのが、能舞台であるなど、鎮魂の詩劇たる能の核心に迫る。死を遠ざけ、生と有の世界だけを追いかけて高度な都市文明を発達させてきた現代社会にあって、「もっと死ぬことを考えた方がいいみたいな気がする」という対談での白州の言葉が印象深い。生のなかに死の要素をうまく繋ぎ合わせす「橋掛かり」となる一冊だ。
2010年2月 4日 | パーマリンク