前号 次号 半世紀を経て公開された外務省極秘文書「日本外交の過誤」を読む 外交家吉田茂の異例な試み 白足袋に葉巻き。第二次大戦直後の混乱の中で食うや食わずの生活に追われていた人々にとって、吉田茂の白足袋と葉巻きは、 […]
PR誌『機』
前号 次号 ハイデガー読解の集大成、ついに刊行! 本書『ハイデガー詩の政治』は、『政治という虚構』(藤原書店、一九九二年)等の著作で知られる哲学者フィリップ・ラクー=ラバルトが、長年にわたって哲学的関心の核として取 […]
前号 次号 『愛の一ページ』のパリ パッシー通りから一筋外れたレヌアール通り。その一角にある、うっかりすると見逃してしまいそうな小さな入口をくぐって、足下に目をやると、人ふたりがすれ違うのがやっとという、狭く急な階 […]
前号 次号 時代の陰鬱さを刷新するデザイン 社会思想史学会の年報『社会思想史研究』が藤原書店のお世話になることになって今年で二年目になり、通算で号は「思想史研究の新たな展開にむけて」という特集を組んで今秋発行の運び […]
目次 前号 次号 約半世紀を経て公開された外務省極秘文書「日本外交の過誤」を読む! 日本外交の過去と未来 小倉和夫 ハイデガー読解の集大成!『ハイデガー 詩の政治』今月刊行! 「詩の政治」とは何か 西山達也 われわれ […]
前号 次号 国際的舞踊家二人をゲストに、鶴見和子が「おどり」の本質を存分に語る! 歩くことが基本 鶴見 だから歩くことがほんとに基本なの。それでおどりをやっててよかったな。つまりどうすれば体を動かすことができるかとい […]
前号 次号 「からだでヨム」こと 竹内 私が「からだでヨム」と呼ぶことは、ドラマの創造行為のプロセスでもありますが、「からだとことばのレッスン」という形で人との関わりにおける現象をくり返し問い返してきた中で気がついて […]
前号 次号 哲学者と演出家の「人間の教育」についての対話 「魂の世話」と「からだの回復」 「竹内さんは『からだ』ということをさかんにいわれるわけですが(略)ソクラテスが『魂』と言ってるのは、実はおんなじことじゃない […]
前号 次号 「女性史」研究の世界的第一人者、積年の労作の集大成! 女性の歴史を書くこと 本書は、アナール派の中心人物G・デュビィとともに、女性史研究者七〇名のグループを率いて、浩瀚な『西洋における女性の歴史』(全五 […]
前号 次号 若き読者へ 杉原四郎 私がはじめて教壇に立ったのは敗戦直後。二十六歳の私が学生に一読を推めたのは、吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』であった。本書に丸山眞男や鶴見俊輔が強い感銘をうけたことが、末尾に丸 […]
目次 前号 次号 近代化の中で「読む」行為はどのように変容したか? 「読む」ことについての私的感想四つ 加藤周一 原爆詩を読む 吉永小百合 対談 「読む」とは何か 竹内敏晴+松居直 哲学者と教育者の「人間の教育」につ […]
前号 次号 琉球の歴史・思想の根源に迫る! ギターを通して沖縄の美を遺したい ――海勢頭さんがこれまでどういうふうに生きてこられたのか、少しお話下さい。本土復帰する以前から相当苦労されたのでは? 海勢頭 いや、苦労は […]
前号 次号 伝説のミュージシャンが沖縄の美しい精神世界を初めて語る 沖縄の言葉の謎 沖縄は謎に満ち溢れた所。そもそも何故、台湾に近い与那国島までの琉球が、日本語圏なのか。長い中国との関わりがありながら、何故に古代の […]
前号 次号 世界の「現在」を長期的スパンから読み解く新シリーズ! 説得力を欠く戦争の動機 二〇〇二年から二〇〇三年の初頭にかけての世界は、イラクに対する合衆国の軍事行動の問題に支配されていた。結局、それは実行に移さ […]
前号 次号 進化し続ける「アナール」の百年を鳥瞰する独創的な試み 『アナール』におけるブローデルの影響力 フランスの歴史家をめぐるこの散策は、藤原書店の希望によりフェルナン・ブローデルを出発点とすることとなった。出 […]