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これから出る本
- 疾風とそよ風――風の感じ方と思い描き方の歴史
アラン・コルバン 著
綾部麻美 訳 「感性の歴史家」の第一人者による、唯一無二の「風」の歴史
「風」は歴史の対象になりえるのか? 人知の及ばぬ力と神秘的な存在感をもって、古来、変わることなく人間の傍らにあり続けてきた「風」――。しかし、その「風」への認識は、空気の組成や気象の力学への理解が進み、さらに人類が「空」へ進出し始めた18~19世紀に大きな転換を迎える。
「風景」「天候」「樹木」「草」と人間との関係を「歴史」の対象として、常に新たな歴史学を開拓してきた「感性の歴史」の第一人者が、多様な文献を通じて跡付ける、人間にとっての「風」の歴史!
- 収奪された大地〈新装新版〉――ラテンアメリカ五百年
エドゥアルド・ガレアーノ 著
大久保光夫 訳
新装新版序=斎藤幸平 「グローバルサウス」が注視される今、ラテンアメリカ史の決定版、待望の新版刊行
「欧米先進国による収奪」により、経済・文化・環境に深い傷を負い、いまだに血を流し続ける大地と人々の歴史と現在を描いた、ラテンアメリカ史の決定版。世界数十か国で翻訳された全世界のロングセラーの本書は、「過去をはっきりと理解させてくれるという点で、何ものにもかえがたい決定的な重要性をもっている」(『ル・モンド』紙)。「グローバルサウス」が存在感を高める今、必読の名著、待望の新版!
- 百歳の遺言〈新版〉――いのちから「教育」を考える
大田堯・中村桂子 著
新版序=中村桂子 「生きる」ことは「学ぶ」こと
生命(いのち)の視点から教育を考えてきた大田堯さんと、40億年の生きものの歴史から、生命・人間・自然の大切さを学びとってきた中村桂子さん。教育が「上から下へ教えさとす」ことから、「自発的な学びを助ける」ことへ、「ひとづくり」ではなく「ひとなる」を目指すことに希望を託す。
- 石牟礼道子全句集 泣きなが原〈新装版〉
石牟礼道子 著
黒田杏子 解説 半世紀にわたる全句を収録!
『苦海浄土』『春の城』の作家であり、何より詩人であった石牟礼道子の才能は、短歌や俳句の創作においても花開いた。幻の句集『天』ほか、半世紀間にわたる全俳句を収録。
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