《目次》
マニフェスト
第1部 「大学界改造」への提言
まえがき
1 「大学改革」批判
大学改革の現在/「大学改革論」批判の視座――高等教育の歴史的構造とグローバル化時代における役割をどうとらえるか?/あらゆる人々のための大学改革、新たな高等教育の理念を求めて
2 大学界を貫く不平等構造
大学教育機会の不平等/大学間格差/大学人の不平等/研究者養成に絡む諸矛盾
3 グローバリゼーションと大学教育
日本の高等教育における留学生/職業専門教育への傾斜と就職問題――「要領
よさ」による適応
第1部結論
真にグローバルな大学改革へ向けて
――アレゼール事務局長クリストフ・シャルル氏に聞く――
〔コラム〕
日本型「評価」定着の困難――加熱する大学教員の受験競争は制御可能か?/
私立大学の「危機」/大学をめぐるメディア言説/授業料の推移/セクシュア
ル・ハラスメント/奨学制度/朝鮮学校の大学・大学院受験資格問題/生涯学
習/P・ブルデューの社会学と大学界の改革/〈図解〉フランスの高等教育に
ついて/「大学教員の採用、真の公募性のために!」/大学での第二外国語を
どうするのか/国家財政に占める高等教育費の割合
第2部 アレゼールとは何か
アレゼールの目指すもの──フランスの大学改革におけるその立場
危機にある大学への診断と緊急措置
ARESER(高等教育と研究の現在を考える会)
序文/パイロットのいない飛行機/管理不全の組織/分断されやる気を失った
教員集団/二重の学校、二重の社会/最悪の教育法/見せかけだけの大学/普
遍性(ユニヴェルセル)に逆らう大学(ユニヴェルシテ)?/結論
〈付録〉大学改革関連組織・団体リスト